(1枚目)カスタムサイエンティフィック社のHαフィルタは、今まで使っていた別メーカーのHαフィルタよりもハロが少なく、星像が太くなりません。ITEのアストログラフは、今まで使っていたニュートン式に比べると、光害地でもコントラストが高くなるようです。
(2枚目)今年恐らく最後の干潟星雲を撮影しました。今まで使っていた、スパイダーのあるニュートン反射式では、干潟の明るい部分のコントラストがスパイダーのために落ちていたのですが、このアストログラフでは、それがありません。中央にあるグロービュールもコントラスト高く表現できるようです。屈折式よりも像がシャープなので、干潟星雲やオリオン大星雲などコントラスト差の大きな被写体には特に威力を発揮しそうです。
(3枚目)干潟星雲は明るいですね。 F4のアストログラフだと、3分もすれば真っ白になってしまいます。 比較的暗い山だったのですが、光害の影響があり、露出時間をこれ以上伸ばせませんでした。IRカット除去改造を行うと、ナトリウムランプへの感度も高くなるので、オレンジ色の外灯のある場所では反って露出時間が短くなりますね。