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• 2007年09月

星雲、銀河

タイトル：

（1枚目）「ペリカン星雲」

（2枚目）「IC5146」

（3枚目）「干潟星雲」

（4枚目）「M33」

（5枚目）「M27」

撮影者：

森 栄二

撮影日時：

（1枚目）2007年9月18日、露出 15分（1枚のみ、合成無し）

（2枚目）2007年8月11日、露出 10分×4枚

（3枚目）2007年8月11日、露出 8分×4枚、2分×2枚

（4枚目）2007年7月20日、露出 15分×2枚

（5枚目）2007年7月20日、露出 15分×2枚

撮影地：

アメリカ合衆国カリフォルニア州

撮影機材等：

（1枚目機材）ITE MN74 アストログラフ （D=7inch、F4、fl=711mm）、ヤンキーロボティックス Trified-2 （KAF6303E）、アトラス 自動導入赤道儀 + 新ハンドコントローラー、カスタムサイエンティフィックHαフィルタ

（2、3枚目機材）オリオン社 8インチF4ニュートン反射式望遠鏡、IR除去改造 EOS350D、オリオンアトラス自動導入赤道儀、オリオン光害カットフィルタ（SkyGlow Filter）、モノクロ化改造オリオンSSDSIをガイドカムとして使用

（4、5枚目）M806アストログラフ （ITE社、8inchF6、FL=1200mm）、スターライトエクスプレス SXV-M25C、オリオン社シリウス自動導入赤道儀、SXVガイダーとスターライトエクスプレス社のOAGにてオフアキシスガイド

（1枚目処理）MaxImDL/CCD+DSLRにて撮影後、ブルーミング除去、トーン補正等画像処理

（2、3枚目処理）MaxImDL/CCD+DSLRにてオートフォーカス後ガイド撮影。同じくMaxImDL/CCD+DSLRにて合成等の画像処理

（4、5枚目）MaxImDL/CCD+DSLRにてガイド撮影後、合成等画像処理

コメント：

（1枚目）光軸調整が正しく行われているMN74は、35mmサイズのCCDの隅から隅まで星像が丸く歪みがありません。

（2枚目）周辺部では若干星像が太るようですが、カメラ近くにコレクターレンズやフラットナーのある光学系と違い、輝星の周りにゴーストが発生しません。

（3枚目）IC5146は、やや緑や青の成分が含まれていてあり、完全な赤ではないようです。

（4枚目）M806はマクストフカセグレインベースのアストログラフで、カメラ前にフラットナーが組み込まれています。そのため、周辺部まで星像が綺麗で、ガイドカム側の星像も小さく、ガイド時のトラッキング精度の向上に貢献しています。鏡筒はそれ程重くないためか、オフアキシスガイドを行うとシリウス赤道儀でもガイドできるようです。

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