ステラナビゲータ11の新機能

ステラパネル

使いたい機能や見たい現象などを横断的に一覧・検索できる「ステラパネル」が新たに追加されました。今夜のおすすめ現象やニュースなどを俯瞰できる「メイン」や、天体の見ごろを素早く再現できる「今日の空」、見やすい天体を一覧できる「観望ガイド」など、ステラナビゲータの様々な機能を一箇所から呼び出すことができます。

ステラパネルの検索ボックスは、天文計算からプラネタリウム番組の解説まで、機能に関わりなく網羅的に検索できるので、もう思い通りの星空を実現するために迷う必要はありません。

最新の観測成果を反映

最新のGaia星表から作成した新しい天の川を搭載しました。実際のサーベイデータから作られた、リアルで美しい本物の天の川を楽しんでいただけます。

また、惑星の表面画像も最新データで一新し、さらに任意の撮影データを表面に貼り付ける機能も搭載しているので、オリジナルテクスチャの惑星を星図に表示することができます。

写真星図モード

「写真星図」モードでは、全天サーベイデータを星図に重ねて表示することができます。

実際に撮影された写真データを基にしているので、これまでの星表データだけでは確認しにくかった星雲・星団のディティールを確認することができ、撮影計画をより綿密に立てることができるようになります。

マルチバンド星図

様々な波長で捉えた星空を全天に重ね合わせることができるようになりました。最新の天文学では、可視光だけに止まらず、様々な波長での観測を行っています。そうした観測データを星空に重ね合わせることで、可視光だけでは見えない星空の神秘と面白さに触れることができます。

天体データの更新・拡充

IAUで決定された恒星の固有名に対応し、星雲星団のニックネームも増強しました。

また新星、超新星では発見者名なども表示できるようになり、増光する様子をシミュレートすることも可能になりました。