[image: 望遠鏡とデジタルビデオをエレクトロニックアイピースを使用して接続する模式図]

Meadeのエレクトロニックアイピースは、接眼レンズと差し替えるだけでお手軽に使えるビデオカメラだ。しかも安価なのだ。望遠鏡と記録用のビデオレコーダさえあれば、すぐにでも撮影できるので、初心者には特におすすめ。

メリット

接眼レンズと差し替えるだけでOKの簡単セット。本体が軽いので小望遠鏡にも取り付けOK。

デメリット

拡大率を細かく変えることができない。解像度がやや低い。

操作手順

エレクトロニックアイピースによる作例

20cmシュミカセにエレクトロニックアイピースを取り付けて撮影。手軽さは一番だ。

エレクトロニックアイピースによる作例

口径90mmのETX90ECにエレクトロニックアイピースを付けて撮影した土星、薄曇りのうえ、車の振動と強風のため、かなり揺れているが、参考まで。

1. 望遠鏡を火星に向け低倍率の接眼レンズを使ってピントを合わせ、惑星が視野の中心にくるよう調整する。
2. エレクトロニックアイピースの映像出力とビデオの映像入力をつなぐ。
3. 接眼レンズを取り外し、エレクトロニックアイピースを取り付ける。
4. モニター(TV)を見ながらピント合わせ、エレクトロニックアイピースのコントラストを調整する。
5. (必要に応じてエクステンダー、バローレンズ、レデューサーなどを使って拡大率を調整する)
6. ビデオ(DV)に録画する。