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晴れてもシーイングの悪い日が多くなりました。レジスタックスのオート機能をやめて画像選別を厳しくしましたが、なかなか良い画像が撮れません。
シーイング4/5、透明度3.5/5という条件で、比較的気流のクセがよかったので素直なデータになりました。南極冠は健在です。
6時間あまりの観測中、アキダリアにかかる北極雲の変化がとても見ごたえがありました。
透明度はよく、「肉乗りのよい」データが得られたが、気流の変化が速く、結果的にコマ数を稼げなかった。流れる方向が一定しているため、縦方向と横方向で解像力が異なっている。まるで乱視。北半球の極雲がアキダリアの側に大きくはみ出しているのが横から見るとよくわかる。南極冠はまだまだ健在。
上ってくる時間が早くなり平日でも撮るのが楽になってきました。
久々に大シルチスが見えた。シルチスの濃淡が良く判り、ノドスからシルチスにかけて筋が走っているように見えます。またヘラス盆地の北部が明るいように見えます。
秋雨前線の合間をぬって突貫工事で取り付けたIRフィルタで狙った大シルティスとブルーヘイズです。
夜半前には像がユラユラしていて観測どころではなかったが、夜半を過ぎると安定してきた。中央にはアリンの爪(子午線の湾)が見えている。アリンの爪と真珠の海の間の白さが目立つ。南極には小さくなった極冠、北極付近には青白い雲が漂っている。
火星は明るすぎるためNDフィルターを使用してコントラストを抑えてやると地表が良く見えてきます。
雲の合間からの撮影でした。
北極の青い雲が大変目立ちます。中央の黒い部分は雲が切れていてアキダリアの海が見えています。1:34の画像では雲がオーロラ湾の方へ一筋伸びているようです。
北極の雲の広がりが目立ちます。シーイングが短時間のうちに変化するが、太平洋高気圧の上端にあたり、比較的良好でした。
Philips ToUcam ProIIでの初めての撮影です。
透明度が抜群の夜でした。
誤って接眼部に光軸修正用の十字線を貼り付けたままの撮影になってしまいました。次回はベストの状態で狙います。