池谷・張彗星(C/2002 C1) ギャラリー

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(木村喬氏撮影の5月6日の池谷・張彗星の写真 1) (木村喬氏撮影の5月6日の池谷・張彗星の写真 2)

撮影者:
木村 喬
撮影日時:
(1枚目)2002年5月6日 3時44分16秒〜46分16秒(JST)
(L画像)露出2分
(RGB画像)露出各1分×2枚、2×2ビニング
(2枚目)0時54分43秒〜56分43秒(JST)
(L画像)露出2分
(RGB画像)露出各1分、2×2ビニング
撮影地:
栃木県粟野町 粕尾峠
撮影機材等:
(共通データ)BJ-41L(ビットラン)、EM200、TEMMA・PC-Jr、LRGBフィルタータイプIII(アイダス)、ステライメージ3にて画像処理
(1枚目)FSQ106(タカハシ)にて撮影、横の画角:約50'
(2枚目)smcタクマー50mm(F1.4→2.8)を使用
●撮影者コメント:
久しぶりの撮影です。薄雲が空の大部分を流れている状態で星像がふくらみました。逆にりゅう座の四辺形が強調されたのは良かったようです。ところでBJ-41はノイズの少なさにびっくりです。

(金想九氏撮影の4月19日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
金 湘九
撮影日時:
2002年4月19日 3時50分〜、露出7分
撮影地:
韓国 小白山
撮影機材等:
Takahashi EM-10自動ガイド、Pentax 67 90mm F2.8、Kodak E200(+2stop)

(田中晴男氏撮影の5月6日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
田中 晴男
撮影日時:
2002年5月6日 1時03分〜、露出5分
撮影地:
愛知県 茶臼山
撮影機材等:
シュワルツ 150S、タカハシ FC76レデューサー、ペンタックス XL40、ニコン クールピクス5000、タカハシ システム90赤道儀
●撮影者コメント:
こちら愛知県では、連休中昼間は晴れてもなかなか星を見られる日がありませんでした。後半になってやっと画像が撮れました。その間、デジカメアダプターを自作するなど準備は出来ましたので久しぶり(4月22日以来)のイケヤ、チャンです。尾は、双眼鏡ではほとんど確認できませんが、画像では何とか2本がありそうです。

(佐藤嘉宏氏撮影の5月1日の池谷・張彗星の写真 1) (佐藤嘉宏氏撮影の5月1日の池谷・張彗星の写真 2)

撮影者:
佐藤 嘉宏
撮影日時:
(1枚目)2002年5月1日 23時20分、24分、露出各1分をコンポジット
(2枚目)23時28分(露出2分30秒)、32分(露出5分)をコンポジット
撮影地:
岩手県花巻市
撮影機材等:
(1枚目)ペンタックス 75EDHF(f=500mm) + ビクセン LV25 + ニコン クールピクス995(F3.0、広角側、f=8.2mm、ISO400、WB=太陽光、ノイズリダクション=ON)、ペンタックス 75EDHF赤道儀で自動追尾、ステライメージ3およびペイントショップ・プロにて画像処理
(2枚目)キヤノン NewF-1 newFD80〜200 F4L(200ミリ側)絞り開放、フジカラー スペリア800、ペンタックス 75EDHF赤道儀で自動追尾、フラットベッドスキャナGT8700で画像取り込み後、ステライメージ3およびペイントショップ・プロにて画像処理
●撮影者コメント:
明るさのピークは過ぎ、尾は肉眼で確認するのが難しくなってきました。1枚目はデジカメで1分間の露出をしたものですが、緑色に輝く頭部が印象的です。尾は再現できませんでした。2枚目のフィルムで撮影した画像では尾がかすかに認められます。手持ちの「お手軽観望兼撮影機材」でも、もうしばらく楽しめそうです。

(久保庭敦男氏撮影の5月3日の池谷・張彗星の写真 1)

タイトル:
「こと座、はくちょう座と池谷・張彗星」
撮影者:
久保庭 敦男(つくば星の会
撮影日時:
2002年5月3日 3時26分〜、露出4分30秒
撮影地:
茨城県 筑波山系
撮影機材等:
ニコン COOLPIX5000、ISO200、FL7.1mm(WIDE側)、F2.8、EM-200にてガイド
●撮影者コメント:
月がありましたが、天の川が見える夜でした。川の畔に彗星がマリモのように浮かんでいます。まだ肉眼でも見えました。広視野でその雰囲気を写そうと試みた一枚です。あえて星座線や矢印は入れませんので、捜索してみてください(笑)。
ヒント:北が上で、中央右の輝星はベガです。

(大石浩文氏撮影の5月3日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
大石 浩文
撮影日時:
2002年5月3日 3時40分〜51分、露出 Rフィルター 180秒、Gフィルター 240秒、Bフィルター 180秒
撮影地:
須走第3駐車場
撮影機材等:
INTES MK66(15cm マクストフ f1800mm)、レデューサー使用(F6.3 f945mm)、SBIG ST-7E (NABG) 冷却CCDカメラ(冷却温度 -15度)、EM200赤道儀、トーカイ LRGBフィルターII (RGBフィルター)、ステライメージ3にてトーンカーブ調整、画像処理
●撮影者コメント:
今年初めて、富士山に行きました。関東地方は、GW中、なかなか晴れずに5月2日〜3日にかけてやっと晴れ間が出たので、夜遅く出かけました。月明かりがありましたが、なんとか彗星の姿を捉えることが出来ました。4月13日に観望した時は、7×50の双眼鏡でもはっきりとした「尾っぽ」を見る事が出来ましたが、今回は、尾っぽはほとんど判らなくなってしまい、球状星団のように見えました。CCDで尾っぽを写そうと、若干露出を長めにしてみましたが、かすかにしか尾っぽは写りませんでした。

(藤井律男氏撮影の5月2日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
藤井 律男
撮影日時:
2002年5月2日 2時30分(JST)〜、露出各60秒×4枚コンポジット
撮影機材等:
Tamron 300 F2.8(f2.8) + BJ-30C + GN-170 自動、ステライメージ3にて画像処理
●撮影者コメント:
雨上がりの透明度の良い夜空でした、月がなければ最高だったのですが。
モノクロの写真はこちら

(小渡伊三男氏撮影の4月29日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
小渡 伊三男
撮影日時:
2002年4月29日 2時40分〜3時07分、(R,G,Bフィルター)露出1分×2枚ずつ、(Lフィルター)露出1分×8枚
撮影地:
石川県石川郡
撮影機材等:
BORG 76ED(7.6cm 屈折 fl500mm)、レデューサー使用(F4.6 fl350mm)、ビットラン BJ32L 冷却CCDカメラ(冷却温度 -15度)、タカハシ EM200赤道儀、トーカイ LRGBフィルターII + LPS-P1フィルター使用(RGBフィルター ビニング 2×2、Lフィルター ビニングなし)、ステライメージ3にて画像処理
●撮影者コメント:
月齢16の月明かりがありましたが、透明度が良かったのと撮影時の高度が高くなったので尾が結構写りました。コントラストは低いものの、大きなコマから伸びたイオンテイルが途中で2本に分かれています。フルサイズをトリミング後78%に縮尺、視野の長辺は約1°です。

(大貫弘毅氏撮影の4月14日の池谷・張彗星の写真 1) (大貫弘毅氏撮影の4月14日の池谷・張彗星の写真 2)

撮影者:
大貫 弘毅
撮影日時:
2002年4月14日 3時50分〜、露出5分
撮影地:
栃木県 奥日光戦場ケ原
撮影機材等:
(1枚目)ニコン EM 50mm F1.2→2.8、エクタクローム 100 +2増感
(2枚目)ニコン FE、タムロン 300mm F2.8開放、エクタクローム 200 +1増感
●撮影者コメント:
肉眼ではコマしか見えませんでしたが、10cm双眼鏡では立派な尾を堪能できました。50mmの写真を見て尾の長さにまたびっくりしました。

(永井佳実氏撮影の4月13日の池谷・張彗星の写真) (永井佳実氏撮影の4月8日の池谷・張彗星の写真 1) (永井佳実氏撮影の4月22日の池谷・張彗星の写真 2)

撮影者:
永井 佳実
撮影日時:
(1枚目)2002年4月13日 4時10分(JST)頃〜、露出約25秒
(2枚目)2002年4月22日 3時45分(JST)〜、露出2分
(3枚目)2002年4月22日 3時12分(JST)、露出3分
撮影地:
(1枚目)長野県野辺山高原
(2、3枚目)山梨県大泉村
撮影機材等:
(1枚目)PENTAX MZ-5 smc、PENTAX-FA 28-70mm F4 のf40mm程度で開放、フジカラー SUPERIA400、固定撮影
(2枚目)オリンパスOM-1、ズイコー 50mm F1.8 開放、 フジカラー SUPERIA400、スカイメモNSによりガイド
(3枚目)オリンパスOM-1、 ズイコー 200mm F4、フジカラー SUPERIA400、スカイメモNSによりガイド
●撮影者コメント:
(1枚目)肉眼でカシオペアの南にC/2002 C1が、双眼鏡でアンドロメダ座に低空ながらC/2002 F1(宇都宮彗星)がよく見えました。赤道儀を持って行かなかったことを後悔しましたが、固定でも写ってくれました。
(2枚目)200mm望遠レンズ撮影との組写真です。雲が多く観測・撮影に苦労しましたが、肉眼でまだよく彗星が見えました。ケフェウス座の全景と彗星の姿を撮影できました。
(3枚目)尾は淡くなってきましたが、地球に近づきコマが大きく見えました。ガーネット・スター(右上部の星)との色の対比が双眼鏡で見ても見事でした。

(蔡元生氏撮影の4月16日の池谷・張彗星の写真 1) (蔡元生氏撮影の4月16日の池谷・張彗星の写真 2)

撮影者:
蔡 元生
撮影日時:
(1枚目)2002年4月16日 4時17分〜、露出約30秒
(2枚目)3時57分〜、露出18分
撮影地:
台湾 藤枝停車場
撮影機材等:
(1枚目)NIKON FM-2 + 85mm F1.4、柯達(コダック) E-100S 4倍増感
(2枚目)FCT-76、NIKON FM-2、高橋 p-2z赤道儀で追尾、柯達(コダック) E-100S 4倍増感

(河野正樹氏撮影の4月23日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
河野 正樹
撮影日時:
2002年4月23日 3時10分〜、露出4分
撮影地:
山梨県北巨摩郡明野村
撮影機材等:
ニコン F2 photomicA、AFニッコール 85mm F1.8開放、ビクセン SP赤道儀で自動ガイド、コダック PORTRA 800
●撮影者コメント:
天気が良くなくて何度か無駄足を踏みました。23日も諦めかけていましたが午前3時前になって雲が無くなり急いで赤道儀を組み立て薄明が始まるまでのわずかな時間でしたが撮影することができました。この日は近隣、韮崎市のサーチライトが消されていて助かりました。

(沼尻裕氏撮影の4月19日の池谷・張彗星の写真 1) (沼尻裕氏撮影の4月19日の池谷・張彗星の写真 2)

撮影者:
沼尻 裕
撮影日時:
2002年4月19日 3時20分〜、露出20分
撮影地:
長野県下伊那郡
撮影機材等:
(共通データ)タカハシ EM-200赤道儀 + ST-4により彗星核ガイド、Nikon Super COOLSCAN 4000ED にてポジをスキャン後、Photoshop 5.0LEで画像処理
(1枚目)ニコン F3、PENTAX 100SDUF 400mm F4、エクタクローム E200 2倍増感
ニコン FE、Aiニッコ−ル 50mm F1.8→2.8、エクタクローム E200
●撮影者コメント(抜粋):
天候があまり良くなく、快晴になったのは、薄明開始前の30分足らずだけでした。まともに撮影できたのは、カメラ1台につき1コマだけです。
丁度、尾が乱れたタイミングに当たったようで、400mmで撮影したコマには、複雑に波打つ尾が写っています。50mmで撮影したコマで見ると、ダストテイルは3度、イオンテイルは20度程度まで写っています。まるで、1996年の百武彗星を小型にしたような雰囲気です。周囲に赤い散光星雲などが点在しているのも、アクセントになりました。
肉眼でも、短いながら尾が見え、おたまじゃくしのようでした。双眼鏡を使うと、10度程度の尾が確認でき、頭部はキラキラと輝いて、何とも美しい彗星でした。

(田中一幸氏撮影の4月23日の池谷・張彗星の写真)

撮影者:
田中 一幸
撮影日時:
2002年4月23日 3時38分(JST)〜、露出14分
撮影地:
山梨県塩山市
撮影機材等:
8インチ Baker-Schmidtカメラ(f.l.=460mm F=2.3)+ Apogee AP2Ep(-20度に冷却)、IDAS RVBフィルター
●撮影者コメント:
口径7.6cm 16倍で観察してもダストテイルはなく、イオンテイルが1-2度伸びていておたまじゃくしのようでした。

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