太陽で大規模フレア発生
【2005年1月18日 宇宙天気ニュース】
日本時間17日18時、先日より肉眼黒点として見えている720黒点群で大規模な太陽フレア(太陽爆発)が発生した。フレアの規模を表すクラスはX3.8と発表されている。
太陽観測衛星SOHOのLASCO C3カメラが捉えた画像には、雪のように白い粒が全体に見られる。これは「スノーストーム(snowstrom、吹雪)」と呼ばれており、太陽からの大量の放射線がC3カメラに当たっているために起こる現象だ。
ひじょうに活発なオーロラ活動も起こっており、しばらく続くとみられている。今後の変化にも注目したい。