12日夜から「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーン

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【2012年12月11日 国立天文台メールニュース No.93】

天文現象ラッシュに沸いた2012年のトリを飾る「ふたご座流星群」の季節がやってきた。流れ星を見つけて観測結果を報告する「流れ星を数えよう」キャンペーンが、今年も12月12日の夜からスタートする。


国立天文台 メールニュース No.93より

毎年12月13日から14日ごろを中心に、三大流星群の一つである「ふたご座流星群」の出現が活発になります。今年のふたご座流星群の出現の極大は12月14日の午前中(昼間)と予想されており、13日から14日にかけての夜に流星がもっとも活発に出現すると期待されています。20時頃から流星が出現し始め、真夜中すぎから明け方にかけて多くの流星が出現しそうです。また、極大前後も数日間にわたって普段より多くの流星が出現するでしょう。今年は12月13日が新月のため月明かりに邪魔されることがなく、良い条件で観察ができます。

流星はふたご座の方向だけに集中して出現するわけではありませんので、観察する方向を気にする必要はありません。空のできるだけ広い範囲に注意を向けて観察をするのがよいでしょう。また、流星がもっとも多く出現する極大日時は、確実にはわかりません。予想にとらわれず、なるべく長い時間観察をしてみてください。

▽「ふたご座流星群を眺めよう」キャンペーン
PC用ページ
携帯用ページ

〈参照〉

〈関連リンク〉