星ナビ機材セレクション
月・惑星カラー撮影の最強パッケージが登場!
「オートスタースイート」
※販売終了
2005年11月9日
2003年の火星大接近を機に、惑星撮影に新風が吹いた。ウェブカメラのToUcam Pro、そしてウェーブレット画像強調処理の威力で人気を馳せたRegistaxだ。ETXやLXシリーズなどを扱う天文界のデジタルの先駆者、ミードもこのブームに黙ってはいなかった。新製品オートスタースイート(Autostar Suite)は、月・惑星撮影のニーズに強力にアピールするCMOSカメラと多機能なソフトウェアのパッケージだ。
撮影だけではない多機能なソフトウェア
オートスタースイートは、単にウェブカメラとキャプチャを行なうソフトウェアのパッケージではない。ミードのオートスターを使いこなすための機能が盛りだくさんの内容となっている。おもな機能は次の通り。
- LPI CameraとLPI Imagingソフトによる撮影
- Autostar Suiteによるプラネタリウムとオートスターの位置連動表示
- Autostar Updateによるファームウェアアップデート
- ネットを介したオートスター(望遠鏡)の遠隔操作
- Observatory Dome Controllerによるドーム制御
ただし、上記機能の中でAutostar Updateによるファームウェアアップデートは、国内流通のJバージョン(カナ表示のオートスター)ではサポートされない。2番以降の機能は、#497オートスター(ファームバージョン3.0以降で対応)とオートスターII採用モデルでのみ実現可能だ。3.xへのカナ対応ファームアップデートはミックインターナショナルが有償で行なう。また、LPI CameraとLPI Imagingによる撮影はオートスターとは関わらないため、望遠鏡はミード製以外でも使える。