星ナビ編集部が選んだイチ押し天文機材を紹介
気になる天文機材の使い勝手やその実力はどうなのか? 購入前にいろいろ悩むもの。そこで星ナビに掲載されたレビュー記事をここに公開。購入の際の参考にしてください。購入を決めたらお買い物はアストロアーツオンラインショップで!
- ビクセン AX103S
- セレストロン CPC1100GPS
- スカイエクスプローラー SE300D
- スカイスカウト
- ボーグ125SD(BORG 125SD)
- スコープテック・ラプトル50
- ワイドビノ28
- ペンシルボーグ25 セット
- セレストロン NexStar6SE
- ミード LX200R-20
- スカイエクスプローラー EQ6PRO
- WHITEY DOB 25cm F4.8
- スカイポッド VMC110L
- NEW KDS 63-540/63-800
- ミード ライトブリッジ
- ETX-80AT + ポルタA80M
- ビノマイト II & YOU! Hunter
- スカイエクスプローラー
- オートスタースイート
- コロナド P.S.T.
- ポルタ経緯台 + A80Mf + R130Sf
本気の3枚玉+1
「ビクセン AX103S」
ビクセン 製
2010年2月15日公開
星ナビ 2009年11月号より
レポート/川村 晶+星ナビ編集部
ビクセンから口径103mm、焦点距離825mmのフォトビジュアル屈折望遠鏡「AX103S」が発売された。EDガラス使用の3枚玉対物レンズにフラットナー系レンズを組み合わせた独自設計のアポクロマートである。そのスタイルは今までのビクセン製屈折望遠鏡とは趣が異なり、高級路線のフラッグシップモデルとしての登場である。今回はこのAX103Sを試用し、その「本気度」を探ってみた。
最強導入
「セレストロン CPC1100GPS」
セレストロン 製
2008年12月26日公開
星ナビ 2008年8月号より
レポート/川村 晶+星ナビ編集部
セレストロンのCPCシリーズは、シュミットカセグレン式の鏡筒を搭載した経緯台式の天体望遠鏡だ。天体の自動導入、自動追尾が可能であることはもちろん、GPSレシーバーを内蔵することで初期設定の煩雑さを軽減させた。現在、CPCシリーズには口径の異なる3機種がラインアップされているが、今回はシリーズ中最大である口径280mmの鏡筒を搭載したCPC1100GPSを試用した。
縮めて移動、伸ばして観望
「ケンコー スカイエクスプローラー SE300D」
ケンコー 製
2008年10月20日公開
星ナビ 2008年9月号より
レポート/川村 晶+星ナビ編集部
ここ数年、安価な大口径ドブソニアンが何機種も発売されているが、ケンコーのスカイエクスプローラーシリーズにも口径30cmのドブソニアンが加わった。メーカー製としては日本で唯一の伸縮式鏡筒を採用し、輸送時や収納時の利便性を考慮したSE300Dがそれ。さっそく、組み立てから移動・観望まで、フィールドで試用してみた。
矢印が星へ導く
「スカイスカウト」
セレストロン 製
2008年9月17日公開
星ナビ 2008年5月号より
レポート/沼澤茂美(日本プラネタリウムラボラトリー)
目的の天体がどこにあるのか? また、今見ている天体はどういう天体なのか? スカイスカウトはそんな疑問に簡単に答えてくれる画期的なフィールドアイテムだ。ビギナーが星座や天体を楽しみながら覚えるのに有用なだけでなく、星空観望エキスパートにとっても計り知れない魅力を持っている。
SDで復活
「ボーグ125SD(BORG 125SD)」
トミーテック 製
2008年5月30日公開
星ナビ 2008年5月号より
レポート/川村 晶+星ナビ編集部
トミーテックからボーグ125SDが発売になった。口径125mmのSDアポクロマートレンズを採用した屈折望遠鏡鏡筒だ。かつては口径125mmを超える屈折望遠鏡がラインアップされていたトミーテックだが、ここしばらくは小型機中心の開発が続き、大口径機の新規リリースがなかっただけに要注目の機種といえるだろう。光学系の製造、調整がハイエンド向け望遠鏡を製造するペンタックスの関連企業と公表されていることも話題となっている。
正しい入門機
「スコープテック・ラプトル50」
スコープタウン 製
2008年3月28日公開
星ナビ 2008年2月号より
レポート/川村 晶+星ナビ編集部
望遠鏡ショップ・スコープタウンが、オリジナルとして売り出している「スコープテック・ラプトル50」は、口径50mmの望遠鏡をフリーストップの簡易型経緯台に乗せたシンプルな構造だ。税込・送料込みで、わずか6,980円と低価格ながら、いわゆるディスカウントストアモノとは一線を画す造りで、どこを抑えて、どこを押えるかといった造りのこだわりが見て取れる。小型恐竜の名を冠したこの小さな望遠鏡の実力と、その存在意義について考えてみよう。
ちょい倍肉眼強化装置
「ワイドビノ28」
笠井トレーディング 製
2007年10月1日公開
星ナビ 2007年10月号より
レポート/川村 晶(本誌フォトライター)+星ナビ編集部
倍率2.3倍、実視界28度という超低倍率で超広視界を実現したオペラグラスのワイドビノ28。1994年の発売以来、他にはない特異な仕様で、「肉眼以上、双眼鏡未満」の星空探訪が楽しめる機材として人気を集めていたが、諸般の事情でしばらく販売が中断されていた。しかしこの夏、コーティングや各部の仕様を改良した「復刻改良バージョン」として、再び販売が開始された。
いろいろ遊べる ペンシルボーグ25
「ペンシルボーグ25・アイピース2本付き天体セット」
「ペンシルボーグ25・望遠レンズセット」
「ペンシルボーグ25・7.6倍ファインダーセット」
トミーテック 製
2007年5月11日公開
星ナビ 2007年4月号より
レポート/川村 晶+星ナビ編集部
トミーテックのペンシルボーグは、その名のとおり、片手に握れてしまうほどの 小さな天体望遠鏡である。対物レンズは1群2枚構成の立派な光学ガラス製アクロマートだが、口径はわずかに25mm、焦点距離も175mm・F7と見事なまでの小粒っぷりだ。しかし、豊富なアクセサリーで、拡張性では群を抜くボーグシリーズの末弟という位置付けである。その小さなボディをベースに、アイディアを展開させて遊び倒そう。
オレンジ鏡筒が映える最新自動導入システム
「NexStar6SE」
セレストロン 製
2007年4月4日公開
星ナビ 2007年3月号より
レポート/川村 晶+星ナビ編集部
2000年に発売されたセレストロンの初代ネクスターは、スタイリッシュで斬新なデザインの片持ちフォーク式経緯台を採用した自動導入天体望遠鏡だった。その後、口径と光学系のバリエーション展開とモデルチェンジが行われきた。その最新モデルは「ネクスターSEシリーズ」で口径の異なる4機種がラインアップされている。今回は、その中で口径15cmのシュミットカセグレンを搭載した「ネクスター6SE」を試用してみた。
進化したシュミットカセグレン
「LX200R-20」
ミード 製
2007年2月7日公開
星ナビ 2007年2月号より
レポート/川村 晶+星ナビ編集部
ミードインスツルメンツ社のLX200シリーズといえば、経緯台式の自動導入望遠鏡として人気の機種である。そのLX200シリーズの最新モデルがLX200Rだ。光学系を従来のシュミットカセグレンから、アドバンスド リッチー クレチアンに変更し、架台部もリニューアルされた。現在、口径20〜35cmの4モデルがラインアップされているが、ここでは口径20cmのLX200R-20を紹介しよう。
実販19万円台の堅牢な中型赤道儀
「スカイエクスプローラー EQ6PRO 赤道儀」
ケンコー 製
2007年1月16日公開
星ナビ 2006年11月号より
レポート/川村 晶+星ナビ編集部
光学製品の総合商社であるケンコーから、新たな天文アイテムが登場した。昨年に発売されたスカイエクスプローラー赤道儀の上級機にあたり、より大型のスカイエクスプローラーEQ6PRO赤道儀である。両軸にステッピングモーターのモータードライブを内蔵し、対恒星時800倍速の天体自動導入機能を組み込んだ中型赤道儀だ。
激安かつ充実装備のオールインワン
「WHITEY DOB 25cm F4.8」
国際光器 製
2006年10月13日公開
星ナビ 2006年10月号より
レポート/川村 晶+星ナビ編集部
この夏に発売を開始し、そのきわめて安価な価格設定で注目を集めているのが、国際光器オリジナルのホワイティドブシリーズだ。ここで紹介する口径25cmのホワイティドブ25cmF4.8以外にも、口径15cmF8と20cmF6の計3機種がラインアップされている。
液晶星図を見ながらゲーム感覚で自動導入
「ビクセン スカイポッドVMC110L」
ビクセン 製
2006年8月22日公開
星ナビ 2006年8月号より
レポート/川村 晶
ビクセンから経緯台式自動導入望遠鏡の「スカイポッドシリーズ」が登場した。デスクトップ脚もラインアップに加えるコンパクトな架台である。今回は、同時に発売となった口径110mmのVMC110Lを搭載したデスクトップ脚仕様のスカイポッドVMC110Lを試用してみた。
眼視重視アクロマートのお手軽経緯台式屈折望遠鏡
「NEW KDS 63-540/63-800」
ケンコー 製
2006年7月10日公開
星ナビ 2006年7月号より
レポート/川村 晶
ケンコーから、小型経緯台式アクロマート屈折望遠鏡のNEW KDSシリーズ2機種が発売となる。いずれも対物レンズの口径は63mmで、焦点距離が540mmのNEW KDS 63-540と、焦点距離が800mmのNEW KDS 63-800である。両機種ともレンズは眼視観望を重視した最新設計で、直進ヘリコイド式の接眼部を持つ。
分割して運べる30cmオープントラスドブソニアン
「ミード ライトブリッジ」
ミード 製
2006年6月21日公開
星ナビ 2006年6月号より
レポート/川村 晶+編集部
ミードインストゥルメンツ社(ミックインターナショナル扱い)から、ドブソニアンのライトブリッジシリーズが発売になった。3機種がラインアップされているが、国内に供給されるのは、口径25cmと30cmの2機種(20cmは特注扱い)。いずれもトラス構造を持つ鏡筒が採用されたもので、鏡筒を分割しての輸送や収納を可能にしている。今回は、もっとも大きな口径30cmのライトブリッジ12インチDXを試用してみた。
星ナビがおすすめする「はじめの一台」
「ETX-80AT」
ミード 製
「ポルタA80M」
ビクセン 製
2006年5月9日公開
星ナビ 2006年4月号より
構成/星ナビ編集部
いつか、自分の天体望遠鏡を手に入れて、星空を自由に眺めてみたいと思いながらも、なかなか行動に移せないという方もいるはずです。その理由は、どんな望遠鏡を選べばよいかわからない、持ち運びがたいへんかも、価格が高そうなど、いくつもあることでしょう。そこで、お勧めしたいのが、口径8センチクラスの屈折望遠鏡です。
絶対に太陽を見てください
「ビノマイト II & YOU! Hunter」
コロナド 製 / ユーハン工業 製
2005年1月13日公開
星ナビ 2005年5月号より
レポート/川村 晶(星ナビフォトライター)
手軽な太陽観察グッズとして人気のビノマイトは、減光フィルターを取り付けた口径25mm倍率10倍の太陽観察専用双眼鏡だ。コンパクトなのが魅力だが、「もう少し大きいのが欲しいっ」と思っていたアナタに朗報!なんと、口径60mm倍率12倍のビノマイトIIが発売になったのだ。
必須機能は「全部入り」!
「スカイエクスプローラー」
ケンコー製
2005年12月21日公開
星ナビ 2005年12月号より
レポート/川村 晶(星ナビフォトライター)
光学製品ブランドのケンコーから、今年の夏より、新型天体望遠鏡のスカイエクスプローラーシリーズが発売されている。天体の自動導入機能を標準で装備している新型赤道儀「スカイエクスプローラー」と、5種類の鏡筒バリエーションの商品展開がされている。赤道儀には赤経・赤緯軸それぞれにステッピングモーターが組み込まれ、正確でかつ対恒星時800倍速という高速駆動を実現している。今回は赤道儀のみならず、口径80mmのEDレンズを採用した屈折望遠鏡のSE80EDと、口径200mmのニュートン反射望遠鏡のSE200Nも同時に試用することができたので、併せてご紹介しよう。
月・惑星カラー撮影の最強パッケージが登場!
「オートスタースイート」
ミード製
2005年11月9日公開
星ナビ 2004年5月号より
レポート/Yoshi-K.
2003年の火星大接近を機に、惑星撮影に新風が吹いた。ウェブカメラのToUcam Pro、そしてウェーブレット画像強調処理の威力で人気を馳せたRegistaxだ。ETXやLXシリーズなどを扱う天文界のデジタルの先駆者、ミードもこのブームに黙ってはいなかった。新製品オートスタースイート(Autostar Suite)は、月・惑星撮影のニーズに強力にアピールするCMOSカメラと多機能なソフトウェアのパッケージだ。
簡単・軽量・安全なHα太陽望遠鏡が登場
「コロナド P.S.T.(CORONADO Personal Solar Telescope)」
コロナド製
2005年10月26日公開
星ナビ2004年11月号より
レポート/からけん with デジカメ実験隊
インターネット上で、コロナド社の新型Hα太陽望遠鏡(パーソナル・ソーラー・テレスコープ=P.S.T.)が発売されたというニュースを見て、我が眼を疑いました。口径は40mmと小さめですが、価格は超激安の147,000円(現在79,800円)。なんと従来のHαフィルターよりも安くて、しかも望遠鏡の鏡筒部分やアイピースまでもを含んだ一式の価格です。思わず望遠鏡ショップに予約注文。さっそく入手したので、まずはファーストインプレッションをお伝えしましょう。
みんなが待っていた経緯台の決定版
「ポルタ経緯台」
「ポルタ A80Mf」
「ポルタ R130Sf」
ビクセン製
2005年7月20日
星ナビ2005年8月号より
レポート/川村 晶(星ナビフォトライター)
水平・垂直軸ともにフリーストップで、ウォームホイルの全周微動を装備した傾斜アーム型片持ちフォーク式経緯台の「ポルタ」が、ビクセンからリリースされた。入門機的な鏡筒を搭載するには充分な機能をしっかり盛り込みつつも、経緯台ヘッドとアルミ三脚のセットが、実販1万円台後半というきわめて安価な価格設定である。そんなポルタをさっそく試用してみた。