Location:

春の星空を楽しもう

春の星空あれこれ

携帯電話で星空散歩 - 月刊星ナビVアプリ「星座をさがそ」

月刊星ナビVアプリ「星座をさがそ」

 月刊星ナビVアプリ「星座をさがそ」は、「Vodafone 904SH」に搭載された、姿勢角度や傾きを認識できる「モーションコントロールセンサー」とGPS機能を最大限に活用したVアプリで、携帯電話を空に向けてかざすことで、その方向に見える星空をリアルタイムで表示し、星空を散策することができます。また、表示できる星空は夜空に限らず、昼間の空、さらには地平線よりも下にある星の表示も可能です。

 「あれ?あの星はなんだろう?」と思った時に使える機能「星をしらべる」は、携帯電話を向けた方角に見える星や星座を携帯電話の画面上にリアルタイムで表示し、その中から選択した天体の名前や、解説を表示することができるので、実際に見えている星を簡単に調べることができます。

 「オリオン座はどこかな?」というように特定の天体を見つけ出したい時に使えるのが「星をさがす」で、リストから見たい天体を選択すると、その天体を探すためのガイド(矢印)が表示され、ガイドに従って携帯電話を動かしていくだけで、目的の天体を見つけることができます。さらに目的の天体が画面中央付近にあれば、その天体の情報を表示することができます。

 また、対応携帯電話をお持ちでなくても「星ナビi・星ナビJ」で好評提供中の簡単星座さがしツール「星座をさがそ」(従来板:i-mode、vodafone live! web対応)が引き続きご利用頂けます。

関連リンク

プレスリリース:月刊星ナビVアプリ「星座をさがそ」アストロアーツ「モバイル天文情報」

夜桜と星空を堪能しよう - 投稿画像募集中!

「桜と北斗七星」

 日本の春の代名詞といえば「桜」ですが、夜桜と星空を同時に鑑賞すれば、楽しさも美しさも2倍です。

「桜と北斗七星」撮影:宮坂 雅博

 アストロアーツの「天体画像ギャラリー」では、夜桜と星空を一枚の写真に収めた作品を募集しています。お寄せ頂きました作品は「天体画像ギャラリー」のほか、ポッドキャスト「StarWatching Express」(Video版)の番組中でもご紹介させていただきますので、奮ってご応募ください。

 画像投稿の方法につきましては、「一般投稿画像」のページをご覧下さい。

関連リンク

天体画像ギャラリー一般投稿画像StarWatching Express

北斗七星の呼び名

北斗七星の呼び名

 この冬は戦後最大級の寒さと言われ、いつになく春の訪れが嬉しく感じられますよね。
 宵の空では冬の星座が西へと傾き、東から春の星座が顔を見せ始め、北東の空には北斗七星が立ち上がります。

 北斗七星は北極星を探す目印の星としてたいへん有名ですが、北極星を中心に北の空を大きく廻る北斗七星は、夜空の大時計とも呼ばれています。星空を眺めている間にも北斗七星の傾きが変わることがそのゆえんなのでしょう。
 星は1時間で15度動くので、15度動いていれば1時間、45度なら3時間と、時間の経過を知ることができます。

※右図は、ステラナビゲータによる「北斗七星と北極星」

 さて、現在日本で最も一般的に使われている「北斗七星」という呼び名は、もともと中国で使われていた名称です。北斗七星とは「北のひしゃくの7つの星」という意味で、生をつかさどる南斗六星(いて座の一部)に対して、死をつかさどる仙人をあらわすとされていました。
 アラビアではひしゃくの升を「父の遺体を入れた棺」、柄の3つの星を「3人娘」と見ていました。父を殺したのは「人殺し」とよばれる北極星で、残された娘たちは棺とともに「人殺し」の周りを毎日回っているという不気味なお話が伝わっています。
 日本では、中国から伝わった「北斗七星」をはじめ、「七つ星」「ひしゃく星」「大びしゃく」「四三の星(さいころの目の三と四)」「舵星」「船星」「七曜の星」など、さまざまな呼び方をされてきました。
 この中でも、特にわたしたちになじみのある名前が「北斗七星」と「ひしゃく星」です。水は、わたしたち人間はもちろん、生物が生きていくために絶対に必要なものです。昔の人々は、そのような水を汲む道具であるひしゃくを、とても神聖なものと考えていました。
 現在では、私たちの身の回りから、ひしゃくはほとんど姿を消してしまいましたが、それでも気をつけてみると、ひしゃくは現在でも、神社やお寺の入り口にあるお清めの水場や、茶道でお釜からお茶をたてる湯をくむ時、大相撲で勝った力士が次の取り組みにのぞむ力士に渡す「力水」を満たす時などに使われています。
 そう考えると現在でもひしゃくは神聖なものとして扱われており、その名前で呼ばれてきた北斗七星はやはり、現在のわたしたちにとっても特別な星といえるのではないでしょうか。(StarWatching Express「vol.23 北斗七星の呼び名」より)

ポッドキャストで春の星空を楽しもう! - 「StarWatching Express」

「StarWatching Express」

 ポッドキャストは、インターネット上で音声や映像ファイルを公開する方法の1つで、iTunesなどの対応受信ソフトに番組を登録すると、番組が更新されるたびに自動でパソコンにダウンロードされ、視聴することが可能になります。また、iPod などの携帯音楽プレイヤーに転送することで、いつでもどこでも番組を楽しむことができるようになります。

※右図は、iTunesで再生した「StarWatching Express」

 アストロアーツのポッドキャスト「StarWatching Express」では、今週の星空の見所をお伝えする「今週の星空情報」や、天体・宇宙に関するミニ知識「今週のピックアップ」のほか、さまざまなイベントやグッズの紹介など、星空を楽しむための多彩な情報を配信中です。

関連リンク

StarWatching Express

季節の星空解説や最新の天文情報が満載「月刊星ナビ」

「月刊星ナビ」

 ホットなテーマをわかりやすく伝える特集記事をはじめ、多数の新連載・新コーナーを掲載。見逃せない特定の日時の天文現象のほか、肉眼から望遠鏡まで、晴れていれば毎晩役立つ星空のめぐり方も案内しています。

 デジタル時代ならではの天体撮影・画像処理の話題や、全国各地のプラネタリウム・公開天文台等へのお出かけ情報も大幅に充実。最新のニュースや新製品の紹介はもちろん、細分化・専門化した記事からは得られない、基本的な知識を重視したパートも充実し、多くの方に親しんでいただける内容となっております。

関連リンク

星ナビ.com