星座八十八夜:沖縄

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沖縄で見える星座

日本が地球の北半球にあるので、天の南極に近い星座は、地平線の下にかくれてしまい本州からは見ることができません。それでも、沖縄や小笠原諸島まで南下すると、関東や東北では見られなかった南天の星座がいくつか、南の地平線近くに見えてきます。

冬の星空では、〈ほうおう座〉〈とけい座〉〈レチクル座〉〈かじき座〉〈がか座〉が顔を出しています。1月の深夜すぎには〈とも座〉〈らしんばん座〉〈ほ座〉〈りゅうこつ座〉が姿を現します。かつてはここに、この4つの星座をあわせた大きな「アルゴ船」の星座がありました。夏の星座では、〈ケンタウルス座〉や〈おおかみ座〉がはっきりと見え、ほかに〈コンパス座〉〈じょうぎ座〉〈さいだん座〉〈ぼうえんきょう座〉が見えています。

南天のあこがれの星座南十字星=〈みなみじゅうじ座〉は、冬の未明や5月の宵空に南の地平線ギリギリに見つけることができます。ほかにも季節や時刻によって、〈インディアン座〉〈きょしちょう座〉なども見つけることができます。

沖縄の5月ごろの南の星空

沖縄で見える星座の一覧

※各星座のアイコンや名称から記事にリンクしています。

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