岩本さん、新彗星を発見
【2020年1月16日 国立天文台】
徳島県の岩本雅之さんが1月9日5時40分ごろ(日本時、以下同)、へびつかい座の領域に約13等級の新天体を発見し、国立天文台に報告した。
その後の観測により、この天体が新彗星であることが確かめられ、国際天文学連合小惑星センターによって「岩本彗星」(C/2020 A2 (Iwamoto))と命名された。
岩本さんの新彗星発見は2018年12月の岩本彗星(C/2018 Y1)以来で、今回の彗星は岩本さんの名前が付けられた4個目のものとなる。
岩本彗星は今後、天の川の西を北上し、2月下旬ごろから周極星になる。明るさは14等前後と予想されている。
〈参照〉
- 国立天文台:新彗星を日本人天体捜索者が発見
- CBET:
- MPEC:2020-A132: COMET C/2020 A2 (Iwamoto)
〈関連リンク〉
- 日本人が発見した彗星一覧(国立天文台)
- アストロアーツ 天体写真ギャラリー:彗星・小惑星・準惑星
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