日食ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素を公開 2月17日金環日食の月縁補正に対応

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日食シミュレーション・撮影制御ソフト「エクリプスナビゲータ」用日食要素データを無償公開しました。2026年2月17日に南極などで見られる金環日食を、月縁形状を補正して正確に再現します。

【2026年2月4日 アストロアーツ

今年2月17日(世界時)に南極とその近海で見られる金環日食の、日食要素データを無償公開しました。

「エクリプスナビゲータ」は、国立天文台またはNASAが公開している最新の日食要素(ベッセル要素)を用いて食の計算を行います。月縁の形状の影響を補正する機能も搭載され、接触時刻を高い精度で計算することができます。

今回のデータ更新では「エクリプスナビゲータ5」用に、以下の3地点での月縁プロフィールを考慮した時刻補正データを配信いたします。

観測地 経緯度(世界測地系)
コンコルディア基地 東経123度19分56秒、南緯75度05分59秒
ミールヌイ基地 東経93度00分35秒、南緯66度33分11秒
食分最大地点(Greatest Eclipse) 東経86度38分54.72秒、南緯64度34分34.43秒

「エクリプスナビゲータ5」で日食を多角的にシミュレーション
コンコルディア基地(南極)でのシミュレーション。日食帯地図や時刻表、天空表示、連続表示など、多角的に日食現象をシミュレーションできる。画像クリックで表示拡大

※ 今回公開した日食要素は元国立天文台の相馬充氏によるもので、日本の月探査機「かぐや」の地形データを使って計算した月縁の形状を含んでいます。


〈データの更新〉

以下の手順でデータの更新を行ってください。データ更新の方法などに関してご不明な点は、製品サポート「お問い合わせフォーム」よりご連絡ください。

1. 最新の「アップデータ」のインストール

ご注意:データ更新の前に、最新の「アップデータ」をダウンロードのうえインストールしてください。製品のバージョンは、「ヘルプ」メニュー→「エクリプスナビゲータについて」から表示される「バージョン情報」ウィンドウで確認できます。

2. データの更新

  1. エクリプスナビゲータを起動し、「設定」メニュー→「データ更新」を選択します
  2. 「データ更新」ダイアログで「更新方法:インターネット」を選択し、「更新をスキャンする」をクリックします
  3. 下記の項目のチェックをオンにして「更新を実行する」をクリックします
    • 「2026年2月17日 南極金環日食」
    • 「2026年2月17日 南極金環日食(月縁あり)」
    • 「2026年2月17日 南極金環日食(月縁あり・コンコルディア基地)」
    • 「2026年2月17日 南極金環日食(月縁あり・ミールヌイ基地)」 更新が完了したら「閉じる」ボタンで「データ更新」ダイアログを閉じ
  4. 更新が完了したら「閉じる」ボタンで「データ更新」ダイアログを閉じます
  5. 「日食要素」メニューに各日食要素が新しく追加されます。観測地に合わせていずれかを選んでお使いください

※今回のデータ更新には「2025年9月21日 ニュージーランド・南太平洋部分日食」の⊿T修正も含まれます。

「データ更新」ダイアログ
「データ更新」ダイアログで日食要素を選び、更新

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