天体写真から日常撮影までをこなす、Askar「FRA400C 鏡筒」発売

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サイトロンジャパンが、天体望遠鏡ブランド「Askar」の新製品で、天体写真・日常写真・眼視観測の3役をこなす多目的アストログラフ「FRA400C 鏡筒」と「FRA400C用レデューサー」を新発売。

【2026年4月11日 星ナビ編集部

サイトロンジャパンが、Jiaxing Ruixing Optical Instrument社の天体望遠鏡ブランド「Askar(アスカー)」の新製品で、多目的アストログラフ「FRA400C 鏡筒」と「FRA400C用レデューサー」を新発売。

FRA400C 鏡筒は、天体写真撮影や観測のみならず、野鳥や風景など日常の写真撮影にも使用できるほか、アイピースを取り付けて眼視観測にも対応し、一本で多目的に活躍する。また、人気の「FRA400」の光学系を踏襲しつつ、カメラレンズのようなヘリコイドによるフォーカス操作と絞り羽根の操作が可能で、初心者にも扱いやすい望遠鏡だ。

FRA400C 鏡筒とFRA400C用レデューサー
FRA400C 鏡筒とFRA400C用レデューサー(提供:株式会社サイトロンジャパン、以下同)

■ 発売概要
  • ブランド:Askar(アスカー)
  • 商品名:FRA400C 鏡筒 / FRA400C用レデューサー
  • 希望小売価格:オープン価格
  • 予想市場価格
    • FRA400 鏡筒:税込134,000円前後
    • FRA400C用レデューサー:税込37,000円前後
  • 直営店「シュミット」価格:
    • FRA400 鏡筒:税込●●●円
    • FRA400C用レデューサー:税込●●●円
  • 発売日:3月27日(金)
  • その他:取り扱いは天体望遠鏡専門店およびサイトロンジャパン直営店のみ

■ FRA400C 鏡筒の製品特長

一本で多目的に活躍、切れ味のある星像を実現
  • 口径72mm 5群5枚デュアルEDエアスペース型アポクロマート。
  • 人気の「FRA400」の光学系を踏襲しつつ、カメラレンズのようなヘリコイドによるフォーカス操作と絞り羽根の操作が可能になった初心者にも扱いやすい望遠鏡。
  • 口径72mm、焦点距離 400mm(口径比 F5.6)という取り回しが良い鏡筒に、5群5枚のレンズを採用。2枚のEDレンズ(特殊低分散ガラス)をエアスペース配置した独自設計により、色収差・コマ収差・非点収差を高度に補正した、切れ味のある星像を実現。
  • 天体写真撮影のみならず、野鳥や風景など日常の写真撮影にも使用可能。アイピースを取り付けて眼視観測にも対応し、一本で多目的に活躍。

光学系
光学系。画像クリックで表示拡大

フルサイズセンサー対応と優れた星像
  • イメージサークルはフルサイズ(44mm)に対応。フルサイズミラーレスや冷却CMOSカメラを使用した本格的な天体写真撮影に必要な周辺光量を確保。
  • 中心部から周辺部まで均質な星像が得られるフラットフィールド設計により、画像処理負担を最小限に抑え、高品質な作品づくりに貢献する。

スポットダイアグラム
スポットダイアグラム。画像クリックで表示拡大

縦収差
縦収差。画像クリックで表示拡大

絞り羽根17枚採用の美しいボケと写真表現
  • 絞り羽根は17枚とプロ用レンズレベルの贅沢な仕様を採用。絞り値はF5.6~F22の範囲で変更可能で、天体写真だけでなく日常の自然写真・風景写真撮影でも、繊細で美しいボケを表現したり、精密な被写界深度コントロールをしたりできる。
  • 最短撮影距離は5mで、野鳥・昆虫・花などの自然写真にも対応。長焦点ながらも汎用性高く日常から特殊な撮影シーンまで幅広く活躍。

絞り羽根17枚とプロ用レンズレベルの贅沢な仕様

使いやすさを追求したフォーカサーとインターフェース
  • 合焦機構にはヘリコイドを採用し、スムーズで確実なピント調整が可能。接眼側のバックフォーカスは 50~60mm 範囲に対応し、推奨接続長は55mm。
  • 対物側フィルタースレッドは M82(82mm 径)を採用。リアエンドアダプターは M72・M54・M48(M48×0.75 フィルタースレッド付き)の3種類が付属し、幅広いカメラや周辺機材に対応。
  • 鏡筒バンド上部を介してサードパーティ製の電動フォーカサーの取り付けにも対応(※シンクロナスベルトは別売の市販品を用意のこと)。

撮影モードと眼視モード

コンパクト&軽量で良好な取り回し
  • 全長はフード収納時370mm、展開時 420mmとコンパクトで、質量は鏡筒本体約 2.68kg、ハンドル&ドブテイルプレート込みで3.18kgと軽量。遠征撮影など機動力が求められる場面での負担を軽減。

作例「サメ星雲(LDN1235)」
作例「サメ星雲(LDN1235)」(機材:Askar FRA400、ZWO ASI2600MM Pro 撮影者:Mihail Mamchurov)画像クリックで表示拡大

■ FRA400C 鏡筒の主な仕様
  • 口径:72mm
  • 焦点距離:400mm
  • 口径比:F5.6
  • 光学系:5群5枚EDエアスペース型アポクロマート
  • 対応フォーマット:フルサイズ(⌀44mm)対応
  • 絞り羽根:17枚
  • 絞り値:F5.6-F22(段階可変)
  • 最短撮影距離:5m
  • フィルタースレッド:82mm(対物枠)
  • 全長:370mm(フード収納時) / 420mm(展開時)
  • 質量:約 3.18kg(ハンドル・ドブテイルプレート含む)
  • バックフォーカス:50~60mm(推奨接続長:55mm)
  • フォーカス方式:ヘリコイド式マニュアルフォーカス
  • リアエンドアダプター:M72 / M54 / M48(M48×0.75フィルタースレッド付き)
  • 標準付属品:31.7mm/50.8mm アダプター、取扱説明書・保証書
■ FRA400C用レデューサー
  • 倍率:0.7 倍(280mm F3.9)
  • バックフォーカス:55mm
  • フィルター取付け:可
  • 質量:460g
  • フルサイズ対応(※FRA400との互換性なし)
FRA400C用レデューサー

〈参照〉

〈関連リンク〉

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