市街地で空が明るいので長時間の露出はできません。手動追尾なのでだいぶぶれてしまいました。
寒冷前線通過で雲が多く横切ったり、シーイングが悪かったりしました。肉眼でもはっきり見えます。アルキオーネよりは暗いようです。3.5等くらいかな。
明るくなってこちらでも尾が写り始めました。
(1枚目)横浜市内からでも充分撮れますね。肉眼ではすばるさえ微妙な空でしたが、双眼鏡で見つけて、短時間露光で写しました。慌ててたのでちょっとピンぼけですが。
(2枚目)尾がもっと写らないか望遠レンズで拡大してみました。画像処理で何とか出てきました。都市部でこれだけ撮れると嬉しいものですね。
昴に接近するMachholz彗星はとても綺麗でした。言葉もありません。
(1枚目)すばるとマックホルツ彗星です。隣家にかかってしまいました。この望遠レンズは色収差が大きくて困りものです。冷却CCDカメラはデジカメに比べ感度が高く、光害に滅法強いのが利点です。
(2枚目)冷却CCDの三色分解合成では彗星の移動が早く綺麗なカラー画像が得にくいですが、デジカメなら綺麗なカラー画像を得ることができるのが利点です。
首都高速のナトリュウム灯の明りが漏れる条件の悪い場所で彗星を肉眼では確認することができませんでしたが、初のデジタル一眼の撮影は思ったよりも良く写ってくれました。
(1枚目)ブルーのバンドパスフィルターを使いました。
(2枚目)尾がスバルまで伸びています。
肉眼では見えなかった姿が、コンパクトデジカメと三脚のみの簡単装備で撮れたのでうれしいです。
好天に恵まれました。双眼鏡での眺めは格別です!10分越えの画像合成で彗星が流れてしまうのは仕方ないですね。
半市街地での撮影ですがそれなりに。彗星すぐ近く(左上)に何か塊のようなものがあります。
(1枚目)都会にしてはきれいな夜空でしたので、マックホルツ彗星が見えるかなと双眼鏡を向けてみると、結構大きな球状にみえました。あわててカメラを三脚に取り付けてシャッターを押してみました。
(2枚目)もっと見えるところに行こうと思い、逗子の郊外の丘に行きました。オリオンやおうしの輝きのなかでマックホルツ彗星も双眼鏡でみるとしっかりと見えていました。尾も存在がわかりました。
(3枚目)ファイル2の拡大写真です。マックホルツ彗星の色もブルーに写っています。
晴れてから急いで組み立てて光害の中の自宅から撮影しました。
コメント:宅2階の窓からの撮影です。地の街灯が邪魔です肉眼では見えませんが、ちゃんと撮れていました。
肉眼では昴の場所で精一杯。いかんせん空が明るく、尾はほとんど写りませんでした。