実はこの日が初マックでした。近日点通過前、近日点通過時の白昼共に撮影待機したのですが、雲に遮られてしまい撮影できませんでした。今回も関東地方は天候不良の予想が出ていました。気象衛星画像を観て福島県南部が晴れそうに思えた為、自宅を昼過ぎに移動しました。低空まで晴れてはくれませんでしたが、長大な尾の一部を撮影できただけでも満足しています。
写るかどうか半信半疑だったので、カメラのモニターにテイルが写った時には思わず声を上げてしまいました。この彗星の凄さを実感しました。
肉眼では確認できませんでしたが、他のコマにも同じ淡く白い帯が映っているので、間違いなくマックノート彗星の尾と思います。なお、撮影地の時刻は、マイナス17時間の時差があります。
薄雲に邪魔されましたが、何とか捉えることができました。肉眼では分かりませんでしたが、5cm7倍の双眼鏡で2本確認できました。
Webライブカメラでも白昼のマックノート彗星が確認できたので夕方までライブ発信していました。2007/1/14はエキサイティングな一日で特別に「彗曜日」と呼びたい。
彗星頭部はだいぶ暗くなりましたが、尾は素晴らしい広がりを見せていました。
アストロアーツのホームページで尾が見えるかもしれないという情報を見たのでチャレンジしてみました。案外はっきりと写って、ビックリしました。
(1枚目)長野市内北部はうす雲があったのですが、車で40分ほど移動して市内の南部の博物館に移動、そこで、4cmのニコンの双眼鏡ではっきりみえた。博物館の宮内の10cm双眼鏡では、昼間の青空の中、大きく広がった尾がみえていて、臨時観望会に。博物館の40cm望遠鏡の案内鏡で撮影。撮影時に透明度が落ち、双眼鏡で見たイメージのようには写らなかった。
(2枚目)長野市博物館の屋上より彗星の沈む様子を撮影。茜色の中の「きらきらした彗星核」と「大きく広がった尾」は大変きれいであった。家族全員、肉眼でも確認できた。
眼視では見えませんでした。
15-17日まで曇りで諦めていたのですが、今日(18日)素晴らしい彗星を見る事ができました。頭部が沈んだ後も、暫くの間尾が見えていました。
昨日まで炎天下で見えていた彗星が、今日は昼間に全く見えませんでした。「もしかして消滅した」とか勝手に憂鬱になっていたのです。実は太陽が沈んでも、全く見える気配がなく、7x50の双眼鏡でも見えませんでした。しかし、日没後から約10分後の午後9時45分頃に、キウイの仲間が雲間の彗星を見つけてくれて一安心。それからは大変です。1.4倍テレコンを外さないと、尾がはみ出している状態。コンポジットなしで頑張っています。明日は地平線まで見渡せる場所へ移りたいと思います。