- ●コメント
 - 東の空が春の星座でいっぱいになるころ、冬の空を照らしてくれた明るい星ぼしが西の地平線上に並ぶ。EOS-1D Mark IVに対角線魚眼レンズを付け、水面に映る星とともに写し取った。超高感度特性に優れたカメラの出現は、より短時間に夜空のシーンを凍結してくれるので、撮影領域の拡大が期待される。
 - ●撮影データ
 - キヤノン EOS-1D Mark IV + シグマ 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
 - F2.8 ISO3200 露出30秒
 - タングステン光設定 RAW
 - 新潟県村上市にて撮影
 
星ナビ.com デジカメ頂上対決「ニコン D3S vs キヤノン EOS-1D Mark IV」
「星ナビ」2010年4月号に掲載した画像の一部を公開しています。元画像のクオリティでカメラやレンズのパフォーマンスを比較してみてください。両カメラの機能比較や詳しい解説記事は、「星ナビ」2010年4月号でお楽しみください。
撮影/沼澤茂美(日本プラネタリウムラボラトリー)
湖上に傾くオリオン座(表紙画像)
月夜の星の降る池(タイトルバック画像)
- ●撮影データ
 - キヤノン EOS-1D Mark IV + シグマ 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
 - F2.8 ISO 2000 露出10秒
 - タングステン光設定 RAW 拡散フィルター
 - 新潟県村上市にて撮影
 
最高感度ISO102400比較
- ●コメント
 - 両機とも同じレンズ(AF-Sニッコール 14-24mm F2.8G ED)を装着し(1D Mark IVへの取り付けは近代インターナショナルのマウントアダプターを使用)、画角が同じになるように調整して撮影した。D3Sは最高感度時の画像が1D Mark IVに比べてかなり良く、流星観測などには威力を発揮しそうだ。露出時間はF2.8で0.5秒。
 
D3Sの高感度作例
- ●コメント
 - 星景写真などではISO12800程度までが実用範囲と思われる。ISO3200は、D3やD3XのISO1600に相当し、約1段分のノイズ粒状感の改善が成されたことになる。
 - ●撮影データ
 - ニコン D3S + AF-Sニッコール 14-24mm F2.8G ED
 - 焦点距離18mm相当 絞りF3.2 露出4秒(ISO12800)/8秒(ISO6400)
 - AWB JPEG
 
920mm F4.6によるM42付近の映像
- ●コメント
 - D3Sは最大動画記録サイズが720×1280しかないが、約10等級までの星が写っている。1D Mark IVはフルスペック1080×1920ピクセルで9.5等級が確認される。
 











