- 福音館書店
- 31 x 23.5 x 1cm 、48ページ
- 1998年7月 2005年第11刷刊
- ISBN 978-4834015492
- 価格 1575円
著者は漫画家で絵本作家、かつ西洋占星術研究家。黄道12星座の説明などに若干の占星術の案内が出るが、主題は、地球の自転や公転による星空の見え方の変化と、8月の夜空に見える流星群や秋の星座話(エチオピア王家の物語)といった正統的なもの。記事内容にも誤りは認められない。
さらに漫画といっても大人向けのものではなく、誰からも好感が持たれる絵本向きな絵である。裏表紙に小学校初級〜おとなまでとあるが、保育園・幼稚園・小学校の学級文庫などで安心して置いておくことができる本。7年間で11刷りされたことから、地味だがその方面ではかなりの評価をもらっているようだ。星好きの保護者と純真なこどもさんに特にお勧めしたい。