[日食情報]現地レポート第5弾予想通りコロナは全方位型
【1999年8月11日 ルーマニア・ゴボラ発 渡辺特派員】
非常によい条件で日食にのぞんだ、ルーマニア・ゴボラから、現地特派員渡辺のレポート。
14時01分40秒、予定通り皆既突入。
空はほぼ快晴で、すばらしい皆既日食を見ることができた。
皆既3分ほど前から急に空が暗くなりはじめ、付近一帯が独特の雰囲気に包まれた。
シャドーバンドが地上を西から東に走ってゆくのが見える。
気温35度をこえる日中が、うそのように涼しくなる。
まもなく静寂が訪れ、うっすらとコロナが見えたと思ったとたんに皆既突入。
コロナは予想通り全方位型。
ほぼ等方にストリーマーが広がっているのがわかる。
目立つプロミネンスは特になし、右下あたりに小さいものが見える。
そして、あっという間に日食は終了。通常に戻る。
なお、LIVE! ECLIPSEチームも大成功のもよう。
詳細は後日に。