星ナビがリニューアル

【2004年12月4日 アストロアーツ】

アストロアーツ発行の天文雑誌『月刊 星ナビ』は2005年1月号で創刊50号を迎え、誌面を刷新した。

(星ナビ2005年1月号 表紙)

星ナビ2005年1月号

1月号では、年末年始に見頃となるマックホルツ彗星を特集している。詳しい星図や光度の予報をはじめ、彗星と星雲・星団との接近のようすをデジタル一眼レフカメラで撮影する方法などを紹介。そのほか強力な執筆陣による多数の新連載・新コーナーがスタートした。

「1月の月と惑星の動き」「天文現象カレンダー」「1月の注目」といった定番の天文現象解説があるほか、「88星座めぐり」「1月の星空」「1月の誌上観望会」など、肉眼から望遠鏡まで、晴れていれば毎晩役立つ星空のめぐり方も案内されている。「デジタルアストロノミーはじめの一歩」「ステライメージ4によるしあわせ画像処理」などデジタル時代ならではの天体撮影・画像処理の連載記事も盛り込まれ、全国各地のプラネタリウム・公開天文台等へのお出かけ情報コーナー「パオナビ」も大幅に充実。「星ナビnews file」「NEWS CLIP」「新着情報」といった、最新のニュースや新製品の紹介コーナーも情報量が増えた。天体観測のホットなジャンルを取り上げる「Observer's NAVI」や、「ストップ!光害」「系外惑星を探れ!」といった他では読めないジャンルの連載も加えられ、「ビジュアル天体図鑑」など基本的な最新知識を重視したパートが新設されるなど、今まで以上に多くの読者にアピールする内容となっている。

(特別付録「星空ハンドブック2005」 表紙)

特別付録「星空ハンドブック2005」

体裁面では、従来の縦書き・中とじから、横書き・平とじになった。また特別付録として2005年の天文現象を一覧できる小冊子「星空ハンドブック2005」がついてくる。リニューアルを記念しての天体望遠鏡「ミードETX-90ECJ」のモニター募集や、3号連続のプレゼント企画も行われている。

星ナビ1月号の発売日は12月4日、特別定価880円。