すばると接近中のマックホルツ彗星のデジタルライブと観望会を開催
【2005年1月7日 アストロアーツ】
すばると大接近中のマックホルツ彗星だが、今晩7日には2つのインターネットライブが予定されている。また、八ヶ岳自然文化園(長野県諏訪郡原村)では、明日8日(土)〜10日(月)の3日間、観望会が予定されている。
徳島県の丸岡一洋氏は、好評を博した昨年のしし座流星群・ふたご座流星群の静止画ライブに続き、7日夜にインターネットデジカメライブを開催する。彗星がすばるの近くを通過するようすが約3時間(20:00頃〜23:00頃を予定)にわたってライブ提供される予定だ。一方、岡山県の藤井律男氏によるデジカメライブは、19:30〜23:00くらいまでを予定している。なお、いずれのライブも悪天候の場合には、明日に順延される。
また、彗星を直接見てみたい方には、観望会がおすすめだ。長野県諏訪郡にある八ヶ岳自然文化園では、8日(土)〜10日(月)の3日間、観望会を開催する。まずプラネタリウムで冬の星座紹介を見た後に、実際に屋外で彗星と冬の星座、星雲星団などを観望する。参加者には星座早見盤が進呈される。
1月7日〜10日の間、すばるのすぐそばに見えるマックホルツ彗星は、双眼鏡を使えば同じ視野の中に彗星とすばるの両方を美しく見ることができる。あいにく天候に恵まれなかった場合には、インターネットデジタルライブを利用してみてはいかがだろう。また、観望機材がない場合や彗星の場所がわからない場合には、ぜひ観望会に参加してみよう。なお、お近くの公開天文台や科学館などでも観望会が開催されるかもしれない。各施設へのお問い合わせは、以下の「パオナビ」を参照してほしい。