【イベント情報】「惑星ぜんぶ見ようよ☆」キャンペーン 〜惑星観察認定証をもらおう〜
【2007年6月1日 アストロアーツ】
国立天文台と日本望遠鏡工業会では、より多くの人々に太陽系の惑星観察にチャレンジしてもらう目的で、2007年6月1日から2008年5月31日までの1年間「惑星ぜんぶ見ようよ☆」キャンペーンを行う。太陽系の惑星8個はすべて家庭向けの口径の小さな望遠鏡で見ることができ、キャンペーン中観察できた惑星の数を報告すると認定証が発行されることになっている。
昨年夏に開催された国際天文学連合総会において、冥王星が準惑星に分類され、太陽系の惑星は全部で8個となった。これにより、すべての惑星が小口径の望遠鏡で見ることができるようになった。そこで、国立天文台と日本望遠鏡工業会では、太陽系の惑星はすべて自分で見ることができるということを広く伝えるとともに、より多くの人々に観察に挑戦してもらう目的で、「惑星ぜんぶ見ようよ☆」キャンペーンを6月1日から開始した。キャンペーンの期間は来年の5月31日までの1年間となっている。
いつ、どこで、どのようにして8つの惑星を観察すればよいかは、6月1日から公開されているキャンペーンのウェブサイトでわかりやすく解説されている。また、日時や都市名を入力して利用する星図もあり、惑星に関する豆知識も掲載されている。
また、惑星の観察を行い、同ウェブサイト上から報告をすると、「惑星観察認定証」が発行される。発行される認定証は観察した惑星の数に応じた3種類。いつも見ている地球に加えて、金星、火星、木星、土星を観察した場合は「ブロンズ認定証」、さらに水星を見つけることができたら「シルバー認定証」、そして、天王星、海王星を探し出して全惑星を制覇すれば「ゴールド認定証」をもらうことができる(認定証の発行については、キャンペーンのウェブサイトを参照のこと)。
「惑星ぜんぶ見ようよ☆」キャンペーン開催概要
- ■ イベント名:
- 「惑星ぜんぶ見ようよ☆」キャンペーン
- ■ 期間:
- 2007年6月1日〜2008年5月31日
- ■ 参加費:
- 無料
- ■ 問合わせ:
- 参加方法、認定証の発行など
「惑星ぜんぶ見ようよ☆」実行委員会事務局
E-mail: campaign@eight-planets.net - 惑星の観察方法など天文・天体に関するもの
国立天文台 「天文や天文台についての質問」
http://www.nao.ac.jp/QA/
- 参加方法、認定証の発行など
- ■ ウェブサイト:
- 「惑星ぜんぶ見ようよ☆」
- ■ 主催:
- 「惑星ぜんぶ見ようよ☆」実行委員会(国立天文台、日本望遠鏡工業会)
- ■ 特別協賛:
- 株式会社 ビクセン、株式会社 アストロアーツ
- ■ 協賛:
- 株式会社 ケンコー、興和 株式会社、株式会社 五藤光学研究所、株式会社 高橋製作所、株式会社 タスコ・ジャパン、株式会社 トミーテック、株式会社 ニコンビジョン、ペンタックス 株式会社、株式会社 ミザール、株式会社 ミックインターナショナル
- ■ 協力:
- 株式会社 誠文堂新光社 月刊「天文ガイド」編集部、株式会社 アストロアーツ 月刊「星ナビ」編集部、株式会社 星の手帖社
- ■ 後援:
- 天文教育普及研究会、日本天文学会、日本惑星科学会、東亜天文学会、天文学振興財団、宇宙航空研究開発機構、日本理科教育学会、日本理科教育協会、日本地学教育学会、日本プラネタリウム協議会、日本公開天文台協会、全国科学博物館協議会、日本 HOU 協会、京都大学附属花山天文台、ライブ!ユニバース、地球電磁気・地球惑星圏学会、公開天文台ネットワーク、高校生天体観測ネットワーク、東京近郊地区流星観測者会