【新製品情報】天文趣味に特化した堅牢ノート「ShieldPRO FC-NOTE-a」(アストロモデル)が6月5日発売
【2007年6月4日 アストロアーツ】
堅牢性に優れた、天文趣味に特化したノート型コンピューター「ShieldPRO FC-NOTE-a」(アストロモデル)が6月5日より販売される。同機種は、NEC・五藤光学研究所・アストロアーツの共同企画で実現したものだ。防滴、防塵、衝撃や振動、温度などの面で過酷な試験にパスしており、個人の観測者にはもちろん、公開天文台などの研究機関向けにも推奨される強度を備えた機種となっている。
屋外の天体観測では、通常、夜露やほこり、温度変化などに気を遣いながら、コンピューターを使用しなければならなかった。しかし、6月5日より販売が開始される「ShieldPRO FC-NOTE-a」では、そんな心配が一切いらなくなる。
まず注目すべきは、使用時に閉じておく必要のない防滴仕様と直接地面に置くこともできる防塵設計だ。キーボードには排水機構がついており、砂地に置いても、汚れた手で触れるようなことがあっても内部に水や砂が入り込む心配がない。
操作温度も範囲が広く、マイナス20度から50度に対応している。また、暗闇での使用が想定されているため、バックライトもじゅうぶんに暗い。強度においては、ボディにマグネシウムダイカスト合金を採用し、ハードディスクドライブには衝撃保護対策が施されているため、高さ90センチメートルからコンクリートに落としても壊れることがない。
気になる駆動時間は8時間で、重さは2.5キログラム。外部インターフェイスとしてシリアルポートも用意されているので、自動導入の赤道儀制御用としてもうれしい仕様だ。月刊星ナビ7月号では、実際に「ShieldPRO FC-NOTE-a」を使用した製品レポートが掲載されているので、そちらも参考にしていただきたい。
なお、「ShieldPRO FC-NOTE-a」はメモリの容量別に3モデルあり、価格は、512MBの「ハイコストパフォーマンスモデル」が399,000円(税込)、1GBの「オールラウンドモデル」が463,050円(税込)、2GBの「ハイスペックモデル」が515,550円(税込)となっている。
「ShieldPRO FC-NOTE-a」はファクトリーコンピューターであるため、一般のパソコンショップや家電量販店では扱っていない。6月5日より、アストロアーツのオンラインショップにて個人向け販売が開始されるほか、五藤光学研究所では、プラネタリウム館や公開天文台などの法人向けに販売が開始される。
※なお、プラネタリウム館や公開天文台などの法人からの問い合わせは、テクノカンパニー カスタマーサービス(E-mail: fc-note-a@goto.co.jp Tel: 042-632-5328 Fax: 042-361-9571)まで。