アメリカ国外初、JAXAがジャック・スワイガート賞を受賞
【2008年4月10日 Space Foundation】
4月7日、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が、アメリカ国外の機関(または個人)としては初めて、米国宇宙財団(Space Foundation)から、ジャック・スワイガート賞(Jack Swigert Award for Space Exploration)を授与された。
ジャック・スワイガート賞とは、アポロ13号の宇宙飛行士であり、下院議員であったジャック・スワイガート氏を記念し、米国宇宙財団によって2004年に創設された。宇宙探査の分野において、優れた業績をあげた個人もしくは機関に授与される。
JAXAへの授与は今年2月に発表され、受賞式は、米国コロラドスプリングスにおいて開催されている「第24回宇宙シンポジウム」(National Space Symposium)(4月7日〜10日)のオープニングセレモニーの席で行われた。
受賞の理由について米国宇宙財団は、「すざく」、「あかり」、「ひので」、「はやぶさ」、「かぐや」などの運用を通じて得られた画期的な科学的成果をあげている。
なお、過去の受賞者は、NASAの火星探査チーム、ジョージ W. ブッシュ大統領、ジェット推進研究所、カリフォルニア工科大学の天文観測施設と研究者等で、いずれもアメリカ国内の個人や機関となっており、アメリカ国外の受賞はJAXAが初めてとなる。