『なぜ、めい王星は惑星じゃないの?』の感想文が、内閣総理大臣賞
【2009年2月13日 アストロアーツ】
国立天文台ハワイ観測所の研究員である布施哲治さんの著書『なぜ、めい王星は惑星じゃないの?』の読書感想文が、第54回青少年読書感想文全国コンクールで内閣総理大臣賞をはじめ各賞を受賞した。
国立天文台ハワイ観測所の研究員・布施哲治さんの著書『なぜ、めい王星は惑星じゃないの?』は、昨年夏に第54回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(小学校高学年の部)に選ばれた。
布施さんは、「多くの子どもたちに読んでもらい、内閣総理大臣賞を狙ってほしい!」と願っていたが、その願いが実現した。
『なぜ、めい王星は惑星じゃないの?』を読んだ千葉県の田中堯くんの感想文が、最優秀作品として内閣総理大臣賞を受賞した。また、静岡県の橋本優子さんが優秀作品として毎日新聞社賞を、東京都の辻美紀江さんは優良作品として全国学校図書館協議会長賞、宮城県の佐々木夏海くんは奨励作品としてサントリー奨励賞をそれぞれ受賞した。
2月6日都内で行われた表彰式では、小学校低・中・高学年、中学、高校の各部で選ばれた計5名の内閣総理大臣賞受賞者の中から、代表して田中堯くんが感想文を朗読、布施さんは著者代表としてメッセージを述べた。
なお、布施さんから、今回の喜びと今後の意気込みについてコメントをお寄せいただいたので紹介しよう。
布施哲治さんのコメント
”理科離れ・読書離れ”など、まったく感じられません。最前線を知る研究者が執筆する努力を惜しまなければ、日本の科学・技術の将来も明るいはずです。次作も期待してください!(国立天文台ハワイ観測所・布施哲治)
※この情報は、国立天文台ハワイ観測所の布施哲治さんよりご提供いただきました。
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