「HAYABUSA」が劇場映画に 5月14日から全国で公開
【2011年4月7日 角川映画】
小惑星探査機「はやぶさ」を描いた全天周映画「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」が、5月から全国の映画館で上映されることが発表された。
全国のプラネタリウムや科学館で上映中の全天周映画「HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -」が、5月14日(土)から平面版の劇場映画として公開されることが決まった。配給は角川映画で、ワーナー・マイカル・シネマズ、角川シネプレックス系列で上映される。
2009年の初公開時から天文ファンの支持を集めていた同作品は、2010年6月の「はやぶさ」地球帰還とともにさらに人気が上昇。2010年末からは改訂を加えた「帰還バージョン」が上映され、未だその勢いは衰える気配を見せない。劇場公開でもこの「帰還バージョン」(44分)が上映され、「はやぶさ」が辿った太陽系と生命の神秘の旅に、一般の映画ファンも含め多くの人が触れるきっかけとなりそうだ。
同作品の平面映像化上映について、上坂浩光監督は「星居Web」ブログで「平面映像は、フルドーム映像とは違った良さがあると思っています。より高精細な画像であるのはもちろんのこと、今回の上映では、大きなスクリーンと劇場レベルの音質も味わえると思います。」と述べている。
また2011年内には、同じく探査機「はやぶさ」を描いた実写作品「おかえり、はやぶさ(仮題)」(松竹)が、本木克英監督で製作・公開予定となっている。