ステライメージ Ver.6・6.0hアップデータを公開
比較明合成に加算オプションを追加
【2011年7月5日 アストロアーツ】
天体画像処理ソフト「ステライメージ Ver.6」がバージョンアップ。星景写真の表現力を広げる比較明合成に、星の軌跡のつなぎ目を目立たなくする加算オプションを追加したVer.6.0hへのアップデータを無償公開しました。
今回のアップデータでは、バッチコンポジットの比較明合成に加算オプションが追加されました。合成前に画像を加算して、露出のコマ間インターバルによって発生するつなぎ目を軽減することができます。加算する枚数を変更して軌跡のコントラストを調整したり、空の明るさを変えたりすることができます。
また、ニコン D5100のRAWデータ読み込みで、「色調整自動(現像あり)」にも対応しているほか、Ver.6.0発売後に判明した不具合の修正も盛り込まれています。
「ステライメージ Ver.6」は、「96ビットスーパーカラー処理」エンジンを搭載した、天体画像処理に最適なソフトウェアです。デジタル一眼レフカメラで撮影したRAWデータの熱カブリやダークノイズを除去したり、コンポジットや色調補正、各種フィルタによる画像処理を行って、天体画像を美しい作品に仕上げることができます。
ステライメージ Ver.6用「6.0hアップデータ」のダウンロードは「ステライメージ Ver.6アップデータ」のページより行ってください。すべてのユーザの皆様にダウンロード、アップデートしていただくことをお勧めいたします。
《おもな修正内容》
- Nikon D5100 が出力した NEF 形式ファイルの「色調整自動」読み込みをサポート
- 「コンポジット:バッチ」ダイアログで、「比較明」の合成前に、指定した枚数の画像をリスト順に加算する機能を追加
- 「名前を付けて保存」ダイアログで、既存ファイルを選択してファイル名の一部を変更すると、変更後の名前で保存できない不具合を修正
- 「コンポジット:バッチ」ダイアログで、ファイルから追加した画像のパスが長い場合、名前順に並び替えができない不具合を修正
※詳しい修正内容の一覧は、「ステライメージ Ver.6アップデータ」のページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。