13日にワシントンでアームストロング氏追悼式典

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【2012年9月13日 NASA / Washington National Cathedral

先月死去した元宇宙飛行士、二ール・アームストロング氏の追悼式典が、13日に米ワシントンで行われる。


二ール・アームストロング氏の画像

1969年7月20日、歴史的な月面着陸を果たした直後のアームストロング氏。一緒に月面を歩いたバズ・オルドリン飛行士が撮影した。クリックで拡大(提供:NASA)

追悼会でのオルドリン氏とコリンズ氏の画像

アポロ11号の“盟友”、マイケル・コリンズ氏(左)とバズ・オルドリン氏。8月31日にシンシナティ州で行われた身内の追悼会にて。クリックで拡大(提供:NASA/Bill Ingalls)

8月25日に82歳で死去した元宇宙飛行士、二ール・アームストロング氏の公式追悼式典が9月13日にワシントンで行われる。

会場となるワシントン国立大聖堂は、歴代アメリカ大統領の国葬などさまざまな国家的行事が行われてきた歴史ある場所だ。

1974年にはアームストロング氏らアポロ11号の宇宙飛行士が月面着陸5周年を記念して訪れており、ミッションで持ち帰った月の石がはめこまれたステンドグラス(通称「Space Window」)は、現在でも礼拝堂内で見ることができる。また2003年には、スペースシャトル「コロンビア号」の事故で亡くなった7人の追悼式典も行われた。

13日午前10時(日本時間同日午後11時)から始まる式典には、故人の遺族やNASAのCharles Bolden長官、元宇宙飛行士マイケル・コリンズ氏(アポロ11号)、ユージン・サーナン氏(アポロ10号、17号)ら関係者、政界の要人などが出席する。またカナダのジャズ・ミュージシャン、ダイアナ・クラールさんによる演奏も予定されている。

この模様はNASAのウェブサイトで生中継される。NASA TVでは、参加者の氏名字幕つき(Public Channel)と字幕なし(Media Channel)のチャンネルを選べるほか、ustream配信ではNASAの歴史担当者によるチャット解説と一緒に見ることができる。