「ステライメージ7」の7.0dアップデータを公開
キヤノン EOS Kiss X7 / X7i に対応
【2013年7月2日 アストロアーツ】
天体画像処理ソフト「ステライメージ7」をアップデートする「7.0dアップデータ」を無償公開しました。キヤノン EOS Kiss X7 / X7i のRAWデータ読み込みに対応し、ワークフロー機能などの不具合修正を行っています。
今回の「7.0dアップデータ」では、新たにキヤノン EOS Kiss X7 / X7i のRAWデータ読み込みに対応しています。
また、ワークフローの実行でステライメージが強制終了する問題など、多数の不具合が修正されています。ユーザーの皆様にはご不便をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。
すべてのユーザーの皆様に「7.0dアップデータ」のダウンロード、インストールをお勧めします。
現在、ステライメージ7を使った天体画像処理のテクニックを競う「ステライメージ7 画像処理コンテスト」を開催しています。
コンテストに応募される方は、7.0dアップデータをインストールしたステライメージで画像処理を行ってください。ワークフローに関する不具合が修正されております。
アップデータのインストール方法
- 下記のいずれかの方法で7.0dアップデータファイルをダウンロードします。
- 「ステライメージ」の[ヘルプ]メニュー → [ステライメージの更新確認]から
- 製品ページ内「アップデータ」ページから
- 7.0dアップデータファイル(Si7up70d.exe)を、「ステライメージ」が起動されていない状態で実行します。
詳しくは、ステライメージ7 アップデータページをご覧ください。ご不明な点は製品サポートページを参照のうえ、お問い合わせください。
7.0dアップデータの詳細
◆ デジタルカメラ対応追加機種
以下の機種のRAWデータの直接読み込みに対応します。
- キヤノン EOS Kiss X7 / X7i
機種名 | ベイヤー配列 | RAW現像 調整:自動 | RAW現像 調整:手動 |
---|---|---|---|
キヤノン EOS Kiss X7 | ○ | ○ | ○ |
キヤノン EOS Kiss X7i | ○ | ○ | ○ |
(○:対応 ×:未対応)
ステライメージ7のすべての対応機種については、製品ページの「対応デジタルカメラ一覧」をご覧ください。
◆ 主な不具合と修正内容
- 「自動レベル調整設定」ダイアログに「リセット」ボタンを追加
- FITS 形式ファイルの保存で、FITS ヘッダに複数個のカメラメーカー名と機種名が出力される
- マウスホイールで画像を縮小表示しても画像ウィンドウの枠が小さくならない
- マスク作成とレベル調整を含むワークフローの実行でステライメージが強制終了する
- 範囲選択とレベル調整を含むワークフローの実行で「メモリ不足」のメッセージが表示される
- ワークフロー編集でデジタル現像のハイライト値が保存されない
- ワークフロー編集で正しいカラーチャンネルが選択されない
- マルチバンド・シャープのワークフロー実行結果が手動実行の結果と異なる
- カスタムフィルタのワークフロー実行結果が手動実行の結果と異なる
※詳しい修正内容の一覧は、「ステライメージ7 アップデータ」のページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。