“一校に1枚”宇宙図プロジェクトが展開中
【2013年8月22日 一校に1枚宇宙図プロジェクト】
今春リリースされた「宇宙図2013」を、全国の小中高に1枚ずつ配布して学校内に掲示してもらおうという“一校に1枚”宇宙図プロジェクトが、宇宙図制作委員会の小阪淳さんを中心に展開されています。
2007年の科学技術週間に合わせて制作された「一家に1枚宇宙図」を基礎に、最新の天文学の研究成果を反映させた「一家に1枚宇宙図2013」が今春リリースされました。
宇宙図とは、宇宙の138億年の歴史と空間的な広がりを一枚の図で表したものです。天文学のさまざまな分野の研究が、宇宙全体を貫く大きな物語とどのように関係しているのかを、視覚的にもわかりやすい形で表現しています。
この最新版の宇宙図は国立天文台の用意した公式サイトからPDFファイルでダウンロードできる他、科学技術広報財団より有償頒布が行われています。さらに、全国の小中高に1枚ずつ配布して、学校内に掲示してもらおうという“一校に1枚”宇宙図プロジェクトが展開中です。宇宙図に詰め込まれた最先端の天文学の成果を多くの子どもたちの目に触れる場所に届けることで、天文学を中心とする諸学問に対する興味関心を高めてもらうことが、その目的です。
宇宙図制作委員会の美術家 小阪淳さんをリーダーに、クラウドファンディングの仕組みを利用して宇宙図2013を印刷するための費用を支援していただき、全国のすべての小・中・高校38,468校、そして科学館・博物館の2,789団体合計41,257団体に配布をする予定です。支援は9月15日(日)まで受け付けています。
1人でも多くの子どもに宇宙に興味を持ってもらいたいという本プロジェクトに、どうかご賛同、ご協力ください。