星ナビ2月号は特集「アイソン彗星の消失」と特別付録「星空ハンドブック」
【2014年1月3日 アストロアーツ】
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2014年2月号は、1月4日(土)発売です。期待と不安が失望と諦念に変わったアイソン彗星の近日点通過から1か月。その最後の姿や崩壊のメカニズム検証を通して消え去った彗星を振り返りながら、2014年の天文ライフへと歩みを進める新年号です。
表紙
中西昭雄さんによる、光り輝く核をとりまく青緑色のコマ、そしてイオンの尾とダストの尾がはっきりした美しいラブジョイ彗星です。
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「星ナビ2014年2月号」
綴じ込み特別付録 星空ハンドブック2014
2014年のひと月ごとの星図と主な天文現象一覧、惑星の動き、出没表などをまとめた便利なハンドブックが特別付録です。
アイソン彗星の消失
「そんな、まさか……」というのが誰もが抱いた思いではないでしょうか。次々と公開される太陽観測衛星の画像を前に、彗星核のようにもろくも崩れさっていった希望。今一度その姿を記憶に留めるため、アイソン彗星の名場面をまとめました。
近日点通過から運命の崩壊まで
世界中が見守る中でアイソン彗星はばらばらに崩壊し、「世紀の大彗星」の夢も幻と消えていきました。アイソン彗星がピークを迎え、そして力尽きていった様子を振り返ります。
アイソン彗星の実態と崩壊
アイソン彗星が崩壊してしまったのはなぜなのか? そして予兆はどれほどあったのか? 観測に基づくアイソン彗星の実態から、崩壊に至るまでを天文学の観点から検証しました。
天文機材セレクション「ビクセン VSD100F3.8」
旧ペンタックスの「100SDUFII」をベースにし、デジタル時代に対応した新しいアストロカメラがビクセンから発売されました。天体写真マニアの熱い視線を浴びるVSD100F3.8のパフォーマンスを試します。
2014年 天文現象ハイライト
皆既月食に惑星食、火星の最接近やガリレオ衛星の相互食が見どころの2014年。もちろん、恒例の流星群のほか、惑星と月の接近や恒星食など、小粒ながらも見逃せない天文イベントをピックアップしています。
主役の座に躍り出たラブジョイ彗星
アイソン彗星とともに、「彗星イヤー」2013年最後の夜空を彩ったラブジョイ彗星(C/2013 R1)。双眼鏡や天体望遠鏡を使えば2014年2月以降も楽しめる好条件です。
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