星ナビ6月号は「インフレーション宇宙」と「どこでもドーム 星幕」
【2014年5月2日 アストロアーツ】
星空を楽しむための月刊「星ナビ」2014年6月号は、5月2日(金)発売です。外でゆっくり星を見るのによい季節になりました。梅雨入り前の晴れ間を狙って、宇宙へ向かって開かれた天文用テント「星幕」を持って出かけましょう。特集では、話題の「インフレーション由来の重力波検出」をわかりやすく紹介しています。
表紙
谷川正夫さんによる西オーストラリア星空撮影の旅。ポータブル天体観測テント「星幕」が、風や寒さから望遠鏡とあなたを守ります。
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「星ナビ2014年6月号」
緊急特集!「インフレーションは本当にあったのか」
証拠となる重力波検出の発表
宇宙初期に時空の急激な膨張「インフレーション」が実際に起こったと考えられる証拠が、間接的に検出されたと発表されました。観測されたインフレーション由来の重力波とは? そもそもインフレーション理論とは何を示しているのか? 壮大な宇宙の歴史と天文学の最前線を、図版を交えてわかりやすく解説します。
- 関連ニュース:宇宙背景放射に刻まれたインフレーションの痕跡
ポータブル天体観測テント「どこでもドーム」 TOMITA 星幕
星を見たり撮影したりすることは、夜間に長時間、野外で過ごすということ。そんなときに、移動式天体観測ドームのように快適な星見環境を提供してくれるのが、天体観測テント「星幕」。西オーストラリアに遠征しての試用レポートです。
【新連載】天文学の20世紀 近代天文学の開拓者たち
現在、私たちが宇宙について持っているさまざまな知識は、多くの天文学者、物理学者たちの研究によって得られた成果の集積です。新連載では、近代天文学の発展に重要な役割を果たしてきた天文学者たちをひとりずつ紹介。第1回は、ケフェイド変光星を発見したアメリカの女性天文学者ヘンリエッタ・リービットです。
極大期に入った太陽を撮る 4
5月号で紹介した「動画撮影+スタック処理」の基本が理解できたら、いよいよダイナミックな太陽面現象の拡大撮影に挑戦してみましょう。迫力ある拡大画像を得るための望遠鏡周りの工夫や画像処理方法、模様の変化をタイムラプス動画化するための方法などを解説しました。
視天「きりん座流星群」出現の可能性
今年5月24日に新流星群としての出現が期待される「きりん座流星群」。なぜ注目されているのか、ダスト・トレイルの分布と極大の予想、そして観測に適した場所を解説します。
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