梅雨でも楽しむ、星好きのすごし方
【2014年6月11日 アストロアーツ】
雨続きの6月、星空ざんまいの日々もしばらくオフ。実際に見えなくても星や天文を楽しむさまざまなアイテムや方法を紹介しよう。
プラネタリウムに行こう
プラネタリウムに行けば、雨の日でも、街明かりであまり星が見えない場所でも、解説つきで美しい星空を楽しめる。全国プラネタリウム&公開天文台情報サイト「パオナビ」では、プラネタリウムなどの施設や、さまざまな天文関連イベントの情報を掲載している。
星空シミュレーションを楽しもう
Windows用天文シミュレーションソフト「ステラナビゲータ」があれば、自宅のPCでもプラネタリウム番組を楽しめる。星空自動解説機能を使って、設定した日付と場所の今日の星空を音声解説つきで見てみよう(「コンテンツ」→「プラネタリウム番組」→「星空自動解説」)。その他にも四季の星座やギリシャ神話など、豊富なラインナップから番組を選んで見ることができる。
また、「星空年鑑2014」の収録ソフト「アストロガイドブラウザ」を使えば、その日の星空のシミュレーションや今年後半の星空の見どころチェックなどができる。「アストロガイドブラウザ」はMacにも対応。さらにダウンロード版(Windowsのみ)は特価販売中だ。
PCだけでなくスマートフォンアプリでも星空めぐりができる。iPhone用「iステラ」、Android用「スマートステラ」など各種モバイルアプリを使って、夏休みの旅行先の星空を予習してみてはいかが。
お出かけは星座傘で
雨の日の外出も、傘の内側に星空が広がる「星座カサ」(アイソテック製)があればぐっと楽しくなる。長傘と折りたたみの両タイプがあり、クールなデザインが幅広い星好きに人気のアイテムだ。
雨の日は読書、な人に
雨の日はゆっくりと本を読んで星の知識を深めたい。そんな「晴望雨読」タイプの人には、月刊「星ナビ」(毎月5日発売)がおすすめ。
月々の星空の詳しい紹介、最新天文学の解説、美しい天体画像から機材レビューまで、星や宇宙にまつわる幅広い話題がもりだくさん。雨が上がるまで時間の経つのを忘れさせてくれるはずだ。
また星ナビ.comの「金井三男のこだわり天文書評」では、お子様向けからマニアックな知的好奇心を満たしてくれるものまで、さまざまなアプローチで宇宙の不思議に迫る書籍を多数紹介している。
難関パズルで宇宙飛行士気分
雨の日ばかりで家に閉じこもりがちな時、宇宙船で長期間を過ごす宇宙飛行士気分を味わえるアイテムが「宇宙パズル」だ。実際の宇宙飛行士選抜試験に使われたものを模した無地のパズルで、形のみを手がかりにつないでいく難敵。梅雨のじめじめにも負けない忍耐と集中力を養えるかも?
- グレート宇宙パズル(白無地、300ピース)
- 宇宙パズル ダーク(黒無地、99ピース。あたためると宇宙柄が現れる)
(いずれも販売終了)
「水の惑星」地球ならではの景色を満喫
写真やシミュレーションも素敵だけれど、自然の魅力はやっぱり“実物に触れる”こと。曇り空やしとしと雨も、地球ならではのものだ。星が見えないときは、趣に満ちた地上の風景に積極的に目を向けてみてはどうだろう。
ムック「デジタルカメラ撮影術」シリーズでは、花や昆虫など自然を思いのままに撮影するノウハウを詳しく解説している。