エクリプスガイド 金環日食 2012

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ガイドブック

5月21日の金環日食についてはもちろん、2042年まで今後30年間に国内と世界で見ることができるすべての皆既日食・金環日食を紹介しています。日食のしくみや、安全な観察方法、撮影機材の紹介、失敗しない撮影方法と画像処理テクニックなど、情報満載です。

※「金環日食と皆既日食を知る」「コロナの微細構造を画像処理で再現」「日食タイムトラベル」は、2009年4月発売のムック「皆既日食2009」および月刊天文雑誌「星ナビ」に連載の記事に加筆し再構成したものです。

※ダウンロード販売版には収録していません。

金環日食と皆既日食を知る 現象のしくみからその魅力、観測方法まで

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太陽と月が重なる、一言でいってしまえばそれだけのことだが、その起こり方や発生の周期、その瞬間にしか見られない光景など、付随するさまざまな要素を楽しんでこその日食といえる。

知れば知るほどおもしろい、日食の「うんちく」をエピソードとともに紹介しよう。

  • 第1章:太陽と月が重なる「日食」
  • 第2章:空に浮かぶ黄金のリング「金環日食」
  • 第3章:黒い太陽とコロナの神秘「皆既日食」

解説/石井 馨(日食情報センター)

デジタルカメラで日食を撮影する 金環日食と皆既日食の撮影法

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2012年は、5月21日に太平洋側の広い地域で金環日食が起こり、全国で太陽が大きく欠ける部分日食を見ることができる。11月14日には、オーストラリアのケアンズで皆既日食が起こる。

この2回の日食をカメラで残すための撮影方法を紹介しよう。

写真・文/沼澤茂美(日本プラネタリウムラボラトリー)

コロナの微細構造を画像処理で再現 パソコンの画像処理ソフトを使いこなす

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コロナはじつに複雑な構造を持っているが、輝度差が大きいため表現が難しい。

ここで、銀塩フィルム時代のニューカークフィルターから最新のデジタル画像処理まで、コロナの微細構造を再現するために試みられた手法を紹介していこう。

解説/塩田和生

日食タイムトラベル過去編 1872〜2011年 日本と世界で見られた日食の記録

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天文を仕事にしているプロではない「アマチュア」にスポットを当てて、明治以降の日食観測における彼らの動きを、その年に起こった主な出来事とともにまとめてみた。

解説/大越 治(日食情報センター)

日本列島を金環日食が駆ける 2012年 5月21日の金環日食の日本各地のようす

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金環日食は見た目には太陽が月に隠されるという単純な現象だが、地上からだけでなく、さまざまな視点で太陽‐月‐地球の関係を考察しながら欠けゆく太陽を眺めるとおもしろさが増していく。

月の影と欠けた太陽の関係を検証しつつ、日本各地での見え方や撮影のための構図集もあわせて解説しよう。

構成/編集部

日食タイムトラベル未来編 2012〜2042年 日本と世界で見られる日食を紹介

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皆既日食や金環日食を実際に自分の目で見て体で感じることに加えて、将来どこでどのような日食を見ようかと思いを巡らすこともまた、日食の大いなる楽しみである。

そこで、今後2042年までに起こる皆既日食と金環日食について概略を紹介しよう。

解説/石井 馨(日食情報センター)

「エクリプスナビゲータ2012」の使い方 付録ソフトを活用して金環日食を観測

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→ ソフト紹介ページ

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