4枚玉EDフォトビジュアル屈折望遠鏡 Askar「71F 鏡筒」と「専用レデューサー」発売

【2024年11月22日 星ナビ編集部】

サイトロンジャパンは、Jiaxing Ruixing OpticalInstrument社の天体望遠鏡ブランド「Askar」の新製品「71F 鏡筒」と「71F 専用レデューサー」を11月26日に発売する。この商品は受注生産品となる。

「71F鏡筒」と「71F 専用レデューサー」（提供：サイトロンジャパン、以下同）

■ 発売概要

• ブランド名：Askar
• 商品名：71F 鏡筒 / 71F 専用レデューサー
• 希望小売価格：オープン価格
• 予想市場価格（※サイトロンジャパンによる予想価格であり、実売価格とは異なる）：
  • 71F 鏡筒：税込130,000 円前後
  • 71F 専用レデューサー：税込40,000 円前後
• 発売日：11月26日（火）
• その他：受注生産品

■ 71F 鏡筒の製品特長

EDレンズを採用した高性能な光学系

• 対物レンズ口径71mm、4群4枚のレンズ構成のうち1枚にED（特殊低分散）レンズを使用し、収差の発生を抑えた高性能な光学系を採用。
• 焦点距離は490mm。フラットフィールドなイメージサークルはφ44mmあり、フルサイズセンサーに対応。
• 口径比F6.9は撮影だけでなく、アイピースでの観測も考慮されており、フォトビジュアル機として幅広いシーンでの活躍が期待できる。
• 別売オプションの専用レデューサーを取り付けることで、焦点距離369mmF5.2となり、より写真撮影に適したスペックとなる。

写真も眼視もこの1本で

• 45°正立プリズムと2本のアイピース（8mm 61.2 倍、20mm 24.5 倍）を標準を付属。
• 正立像が得られるので、夜間の天体観測はもちろん、日中の野鳥や風景などの観察にも使用できる。
• カメラやアイピースの取り付けには、31.7mm、50.8mmのスリーブ接続に対応するほか、48mmフィルターを内蔵できるねじ込み式の4ピースカメラアダプターを付属。カメラアダプターは、M64、M54、M48のカメラの取り付けに対応。

充実した装備

• 鏡筒ハンドル部分に35mm幅のドブテイルバーに対応するアクセサリーの取り付けが可能。
• 独立したファインダーアリミゾが2つ接眼部に装備されていて、ファインダーやガイドスコープなどのアクセサリーを同時に複数個所へ取り付けることができる。
• 鏡筒とマウントの取り付けに使用するドブテイルバーは、44mm幅の幅狭タイプを付属。

その他の特長

• 伸縮式フードを装備、収納時の全長は約372mm。
• 2.4インチのデュアルスピード・ラックアンドピニオン方式の接眼部を搭載し、スムーズで確実なピント合わせができる。
• ドローチューブ後端にインデックス付きの回転装置を搭載。任意の角度にすばやくカメラやアイピースを回転させることができ、観測や撮影効率の向上が期待できる。

■ 71F専用レデューサーの製品特長

• 71F鏡筒の写真性能を引き上げる、3群3枚構成の専用0.75倍レデューサーレンズ。
• 鏡筒に付属の4ピースカメラアダプターに取り付けると、レデューサーを鏡筒内に取り付けることができるため、取り付けによって全長が変わらず、コンパクトなまま使用できる。
• イメージサークルはφ44mmあり、フルサイズセンサーに対応。

■ 71F鏡筒の主な仕様

• 口径：71mm
• 焦点距離：490mm
• 口径比：F6.9
• 光学系：4群4枚（うちEDレンズ１枚）
• 全長：約372mm（フード収納時）、約430mm（フード展開時）
• フード外径：φ87.6mm
• 鏡筒外径：φ78mm
• 質量：約 3.0kg（バンド・プレート込み）
• 筒外焦点位置：117mm（31.7mmアダプターから)／127mm（50.8mmアダプターから）／82.5mm（M48×0.75アダプターから）／100.5mm／（M54×0.75アダプターから）

■ 71F専用レデューサーの主な仕様

• レンズ：3群3枚
• 取付時焦点距離：369mm
• 取付時口径比：F5.2
• バックフォーカス：55mm（M48×0.75後端から）
• 質量：約230g
• 鏡筒取り付け規格：M59×1.0