板垣さん、きりん座の銀河に超新星発見、134個目

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山形県の板垣公一さんが3月2日、きりん座の銀河に超新星2018zdを発見した。板垣さんの超新星発見は今年3個目、通算134個目。

【2018年3月6日 Transient Name Server

山形県の板垣公一さんが3月2日11時40分ごろ(世界時。日本時では20時40分ごろ)、きりん座の銀河NGC 2146に17.8等の超新星候補天体を発見した。天体の位置は以下のとおり。

赤経  06h18m03.18s
赤緯 +78°22′00.90″(2000年分点)

きりん座の超新星
きりん座の超新星の発見画像(撮影:板垣さん)

NGC 2146周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星
NGC 2146周辺の星図と、DSS画像に表示した超新星。画像クリックで星図拡大(「ステラナビゲータ」で星図作成。DSS画像の版権について

2018zdの符号が付けられた後、中国・雲南天文台の麗江観測所で行われた分光観測により、爆発から間もないIIn型超新星であることが確認された。

板垣さんによる超新星発見は今年3個目、通算発見数は134個(独立発見を含む)となった。

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