2014年3月5日(水)発売
⭐ 主な内容
- シーズンは今! デジタル一眼レフで躍動するオーロラを撮る〈後編〉
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11年周期の太陽活動期もいよいよピークを迎え、爆発的にオーロラが乱舞するブレイクアップ出現の頻度も高まっている。前編では撮影の基本を紹介したが、後編ではさまざまなシチュエーションを活かしてユニークな「作品」とするための手法を紹介しよう。
著者・西谷尚之氏によるオーロラタイムラプス動画 → https://www.youtube.com/user/TheIhatove
- カメラひとつで比較明「リコーGR」
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「インターバル合成機能」を持ち、カメラ内で「比較明」星景写真を撮ることができるコンパクトデジタルカメラがある。35mm判換算で28mm広角となる結像性能に優れたレンズを搭載したリコーGRがそれ。GRに「こだわり天体写真機能」を搭載させることを提案したのは、自らも天文ファンである同社エンジニアの山本勝也さん。その山本さんGRの魅力と使いこなし方を語っていただいた。
- クラウドでつながる ステラナビゲータ10
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「ステラナビゲータ」が2010年8月の「9」発売以来、約3年半ぶりにバージョンアップされる。キャッチコピーは「つながるステラ」。つまり、「クラウドで星空を共有」するという最先端の雰囲気を醸し出しているこの「ステラナビゲータ10」。さっそく新しい機能を見ていこう。
- 極大期に向かう太陽を撮る 2「Hα光で撮影する」
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Hα太陽望遠鏡で太陽を眺めると、白色光で見る光球よりはるかに複雑な彩層の模様が見え、ダイナミックな太陽の姿が実感できる。Hα太陽望遠鏡は、最近はかなり安価に入手可能になったので、太陽に興味を持ったらぜひ手に入れたいアイテムだ。今回は、Hα太陽望遠鏡の原理や代表的な製品と、デジカメを使ってHα太陽を撮影する方法を解説する。
- 今月の視天「CCD時代で最も近いIa型超新星、M82の超新星2014J」
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おおぐま座の頭のあたりに位置する系外銀河M82に、きわめて明るい超新星が発見された。この超新星が発見されたのは、イギリスのロンドン大学で開講されていた観測実習中のこと。M82は天体写真の好対象でもあるので、発見前の超新星がとらえられているかもしれない。
関連ニュース:「M82に11等級の明るい超新星 観測実習中に発見」(2014/01/23)
天体写真ギャラリー:2014年1月~ M82の超新星2014J
🌛 News Watch
- 東日本大震災から3年 仙台発信のプラネ番組が全国で投影
- 今年も開催 光学機器メーカー各社の写真映像関連見本市CP+
- ただ天文を楽しむ「星なかまの集い ~天文楽サミット~」
- 2013年度の天文普及 もっとおもしろくなる星見の世界
🌠 コーナー連載
- 天体写真の世界 宇宙は美しい 63「南天の天の川銀河」
- ビジュアル天体図鑑 No.111「キロノバ」
- わかる 彗星ゼミ Lesson12「彗星研究の歴史 その2」
- KAGAYA通信 Vol.67「北極圏オーロラの旅 出発編」
- アクアマリンの誌上演奏会 Stage152「プラネタリウムとシンセサイザー」
- 天文学とプラネタリウム 第119回「こんなことにも天文学」
- 三鷹の森 161「大雪の日に」
- 新天体発見情報 103
- 金井三男のこだわり天文夜話 第百五十九話「地球照から探る気候変動」
- Observer's NAVI
- ネットよ今夜もありがとう
- 世界さすらい星歩き 15「オーロラリベンジ」
- やみくも天文同好会
- 飲み星食い月す #164「ビスケットに降り注いだイタリア生まれの甘い星」
- 銀ノ星 四光子の記憶 131「雪が降った」
- 4月の星空
- 4月の月と惑星の動き
- 4月の天文現象カレンダー
- 4月の注目天文現象
- NEWS CLIP 天文界の最新ニュースを解説
- 新着情報
- 星ナビひろば 読者の投稿・会誌会報コーナー
- ギャラリー 読者の写真・イラスト作品などを掲載
☔ お詫びと訂正
p29 躍動するオーロラを撮る〈後編〉
撮影データに誤りがありました。
誤:開放4
正:開放
p40 カメラひとつで比較明 リコーGR
解説図のタイトルに誤りがありました。
誤:画素処理順の違いによる…
正:画像処理順の違いによる…
p104 星ナビギャラリー
「朝焼けのサソリ」の編集部コメントに誤りがありました。
誤:…200mm望遠レンズの星空と前景を…
正:…70mm中望遠レンズの星空と前景を…
p107 星ナビギャラリー
「ガム星雲」の撮影データに誤りがありました。
誤:サンヤン35mmF1.4
正:サムヤン35mmF1.4
読者の皆さまにお詫びし、訂正いたします。
オーロラ撮影バリエーション
(撮影/西谷尚之)
「リコーGR」で比較明星景
Hαの太陽像
(撮影/塩田和生)
CP+2014の目玉製品は?