6月5日、浜松で「はやぶさ」番組のバリアフリー投影と監督講演

【2010年5月14日 アストロアーツ】

探査機「はやぶさ」の地球帰還を間近に控えた6月5日、浜松科学館で人気プラネタリウム番組「HAYABUSA 〜Back to the Earth〜」の特別投影が行われる。43分のノーカット版で、同作品の上坂浩光監督による講演や、視聴覚障害者がはやぶさとの旅をより楽しめる音声・字幕付の回もある。


上坂監督と迎えるHAYABUSA

「上坂監督と迎えるHAYABUSA」ポスター。クリックで拡大(版権:有限会社LiVE)

このたび地球への帰還がほぼ確実となった小惑星探査機「はやぶさ」の帰還予定日(6月13日)前週の6月5日(土)、浜松科学館では、全天周映像作品「HAYABUSA 〜Back to the Earth〜」を制作した有限会社LiVE(ライブ)の上坂浩光監督を招き、同監督の講演を含む特別投影を行う。

特別投影は午前の部、午後の部の2回。午後の部では、同作品が日本語字幕・音声ガイドつきで投影される。

同館では以前から聴覚障害者のための日本語字幕つき投影を実施してきたが、はやぶさの地球帰還にあわせ、今回はLiVEの協力のもと視覚障害者のための音声ガイドも制作した。

視覚障害者は、FMラジオを持参すれば、一般来場者には聞こえていない場面解説をイヤホンで受けることができる。上坂監督のスピーチにも通訳がつく予定で、視覚や聴覚に障害があるために同作品にこれまで触れることができなかった方には貴重な機会となる。

バリアフリー投影に関する問い合わせは、バリアフリー投影 最新情報のページから受け付けている。

■ プログラム:
「上坂監督と迎えるHAYABUSA」
  • 「HAYABUSA 〜Back to the Earth〜」(43分ノーカット版)
  • 上坂浩光監督 特別講演(40分)
※午後の部のみ、日本語字幕・音声ガイドつきのバリアフリー投影
■ 日時:
2010年6月5日(土)
午前の部: 9:50開場、10:00開演
午後の部:14:50開場、15:00開演 ※音声ガイド・字幕つき上映
(音声ガイドを利用する方は、ラジオの受信調整をしますので、14:30までに3Fプラネタリウムホールまでお越しください)
■ 会場:
浜松科学館 3階プラネタリウム「ときめきら」(JR浜松駅より徒歩7分)
(チケット売場は、1階インフォメーションカウンターとなります)
■ 料金:
  • 大人:900円(200円)
  • 高校生:500円(80円)
  • 中学生以下:100円(50円)
  • 3歳未満:膝上鑑賞無料
  • 障害者手帳の所持者と介助者1名まで:無料
  • 70歳以上の方(要証明):無料
※かっこ内は、2番組以上見る場合の追加料金
■ バリアフリー投影に関する備考:
  • 音声ガイドを利用する方は、FMラジオをご持参ください
  • 視覚・聴覚障害者ならびにその介助者で遠方より来館予定の方は、静岡大学情報学部「ヒューマンアシストラボ」有志まで、当日朝のチケット購入代行を依頼することもできます(依頼受付は6月3日まで)。詳細はバリアフリー投影 最新情報をご覧ください