火星をシミュレーション
(2018年7月31日 地球最接近)
2018年7月31日、2年2か月ぶりに火星と地球が最接近します。この前後の期間は視直径が大きくなるので、火星の模様を観察する好機です。ステラナビゲータで、火星の模様や動きをシミュレーションしてみましょう。
また、7月2日リリースの10.0kアップデータを使うと、オリジナルの惑星画像を使って火星を表示することができます。 ›› オリジナル画像で火星をシミュレーション(2018年7月2日 10.0kアップデータ)
火星の見え方について解説ページはこちら ›› 【特集】火星大接近(2018年7月31日 地球最接近)
火星が見える位置や周りの星座を調べる
- 「ステラパッド」には日時が表示されています。マウスの左右ボタンをクリックすると日付や時刻を変更できます
- 火星を見つけるには、「検索バー」に「火星」と入力する方法が簡単です。虫眼鏡ボタンをクリックすると星図の中央に表示されます
- 「リボンバー」を使って、星の名前や星座の線などを表示すると、火星の周りに見える星や星座がわかります
- 星図の火星をクリックすると「天体情報パレット」が開き、火星の明るさや視直径、地球からの距離など様々なデータが表示されます
火星を拡大して表示する
- 火星を中央に表示してから星図の表示範囲を小さくすると、火星が拡大して表示されます。
表示範囲の変更は、「視野範囲バー」や「視野」メニューの「視野範囲」ダイアログなどで行います
- 「天体」メニューの「惑星」ダイアログで、惑星の表示倍率を変更できます。
また、「火星」の「地名」をチェックすると、大シルチスなど主な地名が表示されます
- [視野回転]ボタンで180度回転や左右反転などを実行すれば、天体望遠鏡での見え方に合わせた表示が可能です
- 火星の表示を「中央固定」してから日時を変更すると、表面の模様の見え方をシミュレーションできます
星座の中の動きを見る
- 「光跡残し」機能をオンにしてからステラパッドで日時を変更すると、火星が星図の中を動いていく様子がシミュレーションできます。
表示が煩雑になるのをさけるために、あらかじめ「惑星」ダイアログで「火星」や近くの「土星」以外の惑星の表示をオフにしておくとよいでしょう
- 「表示形式」を「赤道座標」にしておくと、日時を変更しても星が動かないので、惑星の動きがわかりやすくなります
太陽系の中での動きを見る
- 「表示形式」を「太陽系」にすると、地球や火星の軌道が表示できます。
ステラパッドで日時を変更すると、軌道上を惑星が動き、地球と火星が接近する様子をシミュレーションできます
- 「天体グラフ」ダイアログでは、火星の明るさや視直径、地球からの距離の変化などを、グラフで見ることができます