星空動画を配信しよう

ステラナビゲータ11を使って作成した動画や画像は、一定の条件のもとインターネットで自由に配信・配布していただくことができます。配信・配布にあたっては、「画像や動画のご利用について」をお読みください。

現在、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、全国のプラネタリウム・科学館におけるイベントや観望会が縮小しており、星空に触れる機会が少なくなっています。そんな中でも星空を見上げる楽しさを伝えるため、ぜひステラナビゲータ11をご活用ください。

プラネタリウム、科学館の方はこちらへ

※体験版でのご利用は終了しました（2020年7月27日）。

動画を作成するには、大きく分けて2つの方法があります。

（1）画像（静止画）を作成して、ムービー編集ソフトで動画作成

ステラナビゲータで解説に必要な画面を作成して、動画編集ソフトでタイムラインに沿って動画を作成します。後に述べるスクリプトの知識なしに作成できます。

この場合、日周運動など天体の動きを再現することはできませんが、星座解説など、オーソドックスな解説を作成することができます。

1. 星座線を表示したもの、消したものなど演出に合わせて画像を作成し、「ファイル」メニューから「画像として保存」で、画像を保存（PNG, JPEG, BMPなど）
2. 1.で作成した画像を、ムービー編集ソフト上で音声に合わせてタイムライン上に並べ、動画を作成する

（2）スクリプトを作成して、動画を作成

ステラナビゲータに収録している「プラネタリウム番組」は、ステラナビゲータのスクリプトで記述してあります。スクリプトを理解する必要がありますが、日周運動やズームアップなど動きのある演出ができます。

スクリプトコマンドマニュアルをダウンロード

1. ステラナビゲータのスクリプトで、番組を作成する。
2. 出来上がったスクリプトを、ステラナビゲータを「全画面」モードにして再生
3. 2.をWindowsの動画保存機能で、画面と共にナレーションを録音して動画を作成

画面の縦横比の設定

ハイビジョンの縦横比にするには、以下のスクリプトで指定します。

default View.FixedAspectRatio = true
default View.FixedAspectRatio.AspectRatio = 1.778

この設定で、HDの縦横比の画像を保存できます。 解像度を上げる場合は、４Kモニタをお使いください。

VR用の正距円筒図法（Equirectangular）での表示

default View.Projection = Equirectangle
default View.Coordinate = Horizon
default View.Projection.Equirectangle.cutat80 = False
default View.FixedAspectRatio = true
default View.FixedAspectRatio.AspectRatio = 2
init sky
show sky

ステラドームをお使いの場合、ドームをそのままビデオカメラで撮影したり、ステラドームで作成した番組を動画として出力するなどの方法で、公開用の動画を作成することができます。

ステラドームの試用版をご希望の場合は、お問い合わせフォームからご連絡ください。