月食×天王星食をシミュレーション - 活用しよう

「ステラナビゲータ」を使うと、月食で月の色や形が変わっていく様子をシミュレーションできます。さらに、連続撮影の構図の検討や、月が地球の影の中を移動する様子の確認などもでき、月食を多角的に楽しめます。

2022年11月8日の皆既月食では同時に天王星食も起こりますが、もちろんその様子もシミュレーション可能です。天王星の潜入・出現の正確な時刻や位置、そのタイミングでの月食の進行具合などを確かめてみてください。

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…「ステラナビゲータ11」で搭載している機能

…「ステラナビゲータLite」で搭載している機能

このページでは「ステラナビゲータ11」をもとに説明しています。同一機能でも、ステラナビゲータLiteでは表示や操作が一部異なる場合があります。

現象の時刻などのデータを表示　

• 日時を2022年11月8日の20時ごろに設定し、星図上の月をクリックすると「天体情報パレット」が開き、月の座標や出没時刻などのデータ表示されます。フル版では、月食が起こる日に食分（月の欠け具合）などのデータも表示されます。
  ※月食の情報が表示されない場合、天体情報パレット右上の「設定」ボタンをクリックし、「天体情報パレット設定」ダイアログで「太陽系天体の詳細情報を表示」をオンにしてください。
  また、「クイックアクセスバー」にも、月食に関する情報が表示されます
• 「日時」ダイアログやステラパッド、「アニメバー」などで時間を変化させると、月食の進行の様子をシミュレーションできます
• 「視野範囲バー」や、「視野」メニューの「視野範囲」ダイアログで、視野（星図の表示範囲）を設定できます。
  視野を小さくする（星図を拡大する）と、月の欠け方がさらにわかりやすくなります。
  反対に視野を大きくすると、月の方位や高度、月の周りにある星や星座などがわかりやすくなります

• 天王星食の現象時刻も「クイックアクセスバー」に表示されます
• 「日時」ダイアログやステラパッド、「アニメバー」などで時間を変化させると、天王星食の様子をシミュレーションできます。
  このとき、「天体情報パレット」の「中央固定」ボタンで天王星を画面中央に固定しておくと、星図を大きく拡大して時間を変えても天王星を見失わずに済みます

月から地球を眺める　

• 月食のときには、月から見ると地球が太陽を隠す日食が起こりますが、この様子を再現できます。
  「場所」ダイアログで「天体」を「月」にすると、月から見た星空の様子が表示され、地球による日食が起こっていることがわかります

撮影シミュレーション　

• 星図にカメラの写野を表示できます。また、フル版では地上風景を表示させることもできます。撮影の構図を検討するのに便利です
• 「光跡残し」機能を使うと、連続撮影の様子をシミュレーションできます

日食・月食スタイル　

• 星図のスタイルを「日食・月食」に切り換えると、食現象の再現に適した表示やボタン配列になります
• 「地球の影を追尾」「影を輪郭表示」すると、星図に地球の影が表示され中央に固定されます。ステラパッドなどで時間を変えると、影の中を月が動いていく様子がわかります

月食に関するコンテンツ　

• 「ステラパネル」で「月食」を検索すると、月食に関する天文現象や番組、表示設定を行うための機能などが一覧表示されます

• 「天文現象」メニューの「02 月食」には、過去未来の月食が多数収録されています（Lite版では「ステラパネル」から表示）。
  現象を選ぶとシミュレーションが始まります

機能の紹介動画

以下は、2021年5月26日の皆既月食を取り上げた操作例です。

月食と天王星食の見え方や観察のポイントなどは特集ページをご覧ください。