星図が正しく描画されない場合の対応

概要

「ステラナビゲータ Ver.9」ではグラフィックの表示方法が大きく変わり、「Direct3D」というWindowsの機能を使って描画を行うようになりました。

これにより、PCに搭載されているグラフィックカードの性能をフルに使って、従来よりも高速に画面を描画するようになっています。

その半面、搭載されているグラフィックカードがDirect3Dに対応していない場合には、Ver.8以前のステラナビゲータが動作するPCであってもVer.9は正常に動作しない場合がございます。

どのような問題が起こるか?

上記の動作条件を満たさないPCでは、以下のような問題が起こる場合があります。

問題が起こる可能性があるPC

以下の条件のいずれかに当てはまるPCはステラナビゲータVer.9の動作保証外となりますので、正常に動作しない場合があります。

確認方法

お使いのPCのDirectXとグラフィックカードがVer.9の動作条件を満たしているかどうかは以下の手順で確認できます。

  1. Windowsのスタートメニューを開き、「ファイル名を指定して実行...」を選択します。
    スタートメニュー
  2. [名前:]の欄に半角英字で「dxdiag」と入力して[OK]を押します。
    Windows Vista / 7 の場合はスタートメニューの検索ボックスに「dxdiag」と入力して [Enter] キーを押します。
    スタートメニュー
  3. 「DirectX 診断ツール」というウィンドウが開きますので、以下の表示を確認してください。
    • [システム]タブ
      • [DirectX バージョン]が「DirectX 9.0c」以上であること
      dxdiag システムタブ
    • [ディスプレイ]タブ
      • [メモリ合計:] が「64MB」以上であること。
      • [DDI バージョン:] が「9」以上であること。
      • [Direct3D アクセラレータ:] が「使用可能」であること。
      dxdiag ディスプレイタブ

動作保証外のPCだがVer.9を使う方法はないか?

最新のアップデータをインストールすると、Direct3D を使わず従来と同じ方式で画面を表示することができるようになりますので、上記の問題が起こる PC でも Ver.9をお使いいただけます。

ただし、従来方式での画面表示には以下の制限がございます。

動作保証外のPCをお使いの方は、以下の手順で従来方式に切り替えてお使いください。

  1. ステラナビゲータ Ver.9 のアップデータを以下のページからダウンロードしてインストールします。
  2. アップデータのインストールが完了したら、ステラナビゲータを起動します。
  3. [設定] メニューの [環境設定...] を開きます。
  4. 「環境設定」ダイアログの中に [□ DirectX モードで動作] というチェックボックスがありますので、これをオフにして [OK] ボタンを押します。
    「環境設定」ダイアログ
  5. この状態でステラナビゲータを終了、再起動します。

これで、従来方式で画面が表示されるようになります。