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オーストラリアのゴールドコーストで5月16日から21日までニート、リニア彗星の観望と固定撮影をしてきました。
35mm用の対角魚眼レンズで両彗星をねらったもの(3、4枚目)は、何とか両方視野に入りましたがとても小さくなってしまいました。
撮影場所は日にち毎に異なりますが、概ねゴールドコースト中心街から車で1時間程度のところです。このあたりでも、ゴールドコーストとブリズベンの光害が方角によって残ります。
3、4枚目サムネール中のマーカー(黄色の丸)はアストロアーツによる。左がリニア彗星、右がニート彗星。
薄明が迫る中、昇ったばかりの彗星を撮りました。すでに銀鉛カメラの50mmレンズでは、尾がはみ出してしまう事が判っていたので、思いきって広角を使いました。尾が右に左に曲がっているのが興味深いです。朝の撮影はこの日で終りました。
ここ3日まったくの快晴に恵まれたので、毎日に映像が撮れました。南半球で赤道議を使うのは初めてですが北極星のありがたさを痛感しました。極軸の精度が悪くてガイドが少々甘いです。
彗星ツアーで初めてオーストラリアに来ています。淡いですが、ねじれたような尾が撮影できました。左下にも尾が出ているように見えます。
オーストラリアの彗星ツアーでの撮影です。本日が最終日で、これから観測地へ移動ですが、やや高層雲が出ています。赤外フィルターを改造しているため、赤っぽくなっています。
今までは朝方の撮影だけでしたが、夕方にも撮影可能な状況となりました。天候が許す限り、毎日出撃しております。わざわざ彗星休暇も取りましたし。これから高度を増すので大変楽しみです。
同一視野にブラッドフィールド彗星も入るかと期待したのですが、確認できないのが残念です。
大変です、尾の長さが銀塩カメラ50mmレンズで入りきりません。今日から朝夕両方で撮影が可能となりました。ダストの尾も上を向いてきました。
富士山の裾野の2彗星(ブラッドフィールド彗星、リニア彗星)を田貫湖湖畔にてとらえました。
実はこの日、ダイヤモンド富士を撮影するために日本全国のカメラマンがこの場所に集中し大変混雑しておりました。その中でも、彗星狙いはどうも私一人だったようです。薄明が進行する中、彗星が出現しましたので、両方の彗星がはっきりと写っていたのはわずか2分間くらいであり、大変短いシャッターチャンスでした。
彗星を二つ入れて撮影したのは初めてです。