城ヶ島にて雲の切れ目から撮影しました。空は暗いですが、灯台のサーチライトが邪魔です。肉眼で星雲状に見えました。尾は昨日よりも淡くなっているような感じです。
(1、2枚目)旅先の京都からクルマで撮影地まで遠征しました。肉眼で見ると、彗星はピンぼけの恒星状に見えます。明るさは3等台。
(3枚目)1枚目とは別のフローライト屈折で撮影しました。対物前のフィルターによるものと思われるゴースト像がイオンテール中程にコブのように写ってしまいました。
(4枚目)コマ部が明る過ぎるためか、イオンテールの暗い部分がうまく表現できていません。
(5枚目)冬型の天気で当初は諦めていましたが、奇跡的に晴れ間があり、地球へ最接近した同彗星をとらえることができたのはラッキーでした。
(6枚目)コマ部分が異様に明るくて大きく、画像はまるで巨大クラゲのような感じです。
(7枚目)彗星頭部コマ部分が明るく大きいのに対し、尾は淡く目立たないようです。
(8枚目)7日晩は天候悪く観察できず、8日晩も半ば諦めていましたが約30分あまり晴れ間があり、何とか観察、撮影できました。対物前のフィルターが原因と思われるゴースト像が出てしまいました。
(9枚目)ピンぼけになっていたことに後で気付きました。自重でピントリングが回ってしまうみたいです。8枚目、9枚目とも地元スキー場ナイターによる光害下での撮影です。
無風、快晴で透明度が良く、遠征した甲斐がありました。
(1枚目)薄曇りの中でしたのでピンボケしてます。
(2枚目)BORG76×0.85でも撮影しようと思いましたが、入りきれず今回はレンズにて撮影となりました。
撮影条件がひじょうによい夜でした。
すばるに接近したマックホルツ彗星の2日間の動きを合成してみました。光害地では、イオンテールが写りませんが、約1日の移動がわかると思います。
背景の空が明るいため、イオンの尾までは難しいですね。
追尾機材があれば…。
フィルムを忘れ悲しみのどん底。開き直ってコンパクトデジタルカメラでの撮影を敢行(初体験)。“意外に写るんだ”と感嘆したのもつかの間。同架した友人のD70の画像を眺め、コンパクトデジタルカメラの非力さを感じ、再度悲しみの淵に。
キヤノン EOS Kiss Digitalを使った初めての本格的な天体写真です。本機種特有の画面右側の赤カブリがやはり目立ちます。画像処理技術を身につけることが今後の課題です。
肉眼でもはっきり見える彗星のデジタル一発写真です。尾は全然うまく写っていません。
EOS Kiss Digitalは昨年入手してましたが、星野撮影で使うのが今回が初めてでした。すばると彗星両方なんとか撮影できて良かったです。