6月に大阪市立科学館で「プラネタリウム解説講座」が開講
【2010年5月17日 アストロアーツ】
大阪市立科学館では、今年6月から来年3月まで行われる「プラネタリウム解説講座」の受講者を募集している。自主企画でモバイルプラネタリウム投影をしたい方のための体験コースも設けられているほか、修了検定で合格すると(財)大阪科学振興協会の解説者として登録される。応募締め切りは6月4日(金)必着。
《「プラネタリウム解説連続講座」募集要項》
- ■ 講座概要:
- 全講座履修コース
- 科学教育・普及活動を目的として行う、プラネタリウム投影事業で、解説担当者として最低限必要な素養や知識、技術を学びます。修了検定で合格すると、モバイルプラネタリウムなど、(財)大阪科学振興協会のプラネタリウム関連事業で、解説担当者として登録されます
- 解説体験コース
- 自主企画でモバイルプラネタリウムの投影などを行いたい方のために、プラネタリウムの投影を体験するだけの受講も認めます
- ■ 実施期間:
- 2010年6月〜2011年3月までの全50時間
- 時間帯は、見学は開館時間。座学・演習は主として土日の昼間、実習は主として平日夜間。座学・演習は一斉開催。実習は予約制
- ■ 講座内容:
- 詳細はプラネタリウム解説連続講座 カリキュラム(案)を参照
- 4段階になっており、それぞれの受講を終え、見極め検定が終了したものが次の段階に進める。体験コースの場合は、第1段階のみ受講する
- なお、星のソムリエや、モバイルプラネタリウム取り扱い担当者など相当する資格を持つ場合は、一部の講座受講が免除できる
- ■ 講師:
- 大阪市立科学館のプラネタリウム解説担当者ほか、モバイルプラネタリウムの取り扱い担当者など
- ■ 受講条件:
- 18歳以上であること
- 必要なすべての単位を受講できること
- 日本語の読み書きを不自由なく行えること
- 自宅で自由に使えるWindows XP以降のOSが搭載されたパソコンがあること(シナリオ作りやプレゼン作り、パソコンプラネ使用、メールでの連絡などに必須)
- ■ 募集人数:
- 全講座履修6名程度 体験6名程度
※希望者多数の場合は、応募書類にて選考 - ■ 受講料:
- 3万円(第1段階のみの方は1万円)
「プラネタリウムのはなし(私家版)」を含む。その他の教科書は別途購入のこと - ■ 教科書(第2段階以降):
- 柴田晋平「星空案内人になろう」(技術評論社)
- 「こよみハンドブック 2010→2012」(大阪市立科学館)
- サイモン・シン「宇宙創成(上)(下)」(新潮文庫)
- 石坂千春 「宇宙がわかる」(技術評論社)
- 山田卓「天文学大事典」(地人書館)
もしくは、「シリーズ現代の天文学」全巻(日本評論社)、またはこれらに代わる欧文の10年以内に刊行された天文事典または天文学講座全集
- ■ 申込方法:
- 氏名、ふりがな、生年月日、希望コース(全講座または体験)、電話番号、パソコンの電子メールアドレス、受講の動機を400字以内で書いたものを、下記に提出する
- ■ 申込先:
- 大阪市立科学館「プラネタリウム解説講座」あて
- 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-1
FAX:06-6444-5657
電子メール: pla2010@sci-museum.jp - ■ 申込締切:
- 2010年6月4日(金)必着
- ■ 問い合わせ:
- 大阪市立科学館 学芸員 渡部(わたなべ)まで
電話:06-6444-5184
電子メール: watanabe@sci-museum.jp