建設計画中の30m望遠鏡、応援団が発足
【2013年2月27日 クラブTMT】
国立天文台がアメリカ、カナダ、中国、インドとの協力によりハワイに建設を計画している30m望遠鏡「TMT」。この計画を応援する「クラブTMT」が発足し、会員を募集している。
《「クラブTMT」に入って、30m望遠鏡(TMT)を応援しませんか?》
ハッブル宇宙望遠鏡を代表とする宇宙望遠鏡や、すばる望遠鏡など大型望遠鏡によって、宇宙についてさまざまなことが調べられてきました。しかし、今の観測装置では手の届かない疑問もまだまだ存在しています。
たとえば、宇宙を加速的に膨張させているダークエネルギーの正体はどのようなものか? 星や銀河が最初に輝きだした宇宙の夜明けのようすはどのようなものだったのか? 地球のような生命の存在する惑星はどこにあるのか?
このような宇宙の謎を解き明かすには、口径数十mクラスの次世代超大型望遠鏡が必要になります。
そのために日本の国立天文台はアメリカ、カナダ、中国、インドと協力し口径30mの次世代超大型望遠鏡(TMT)を、ハワイ島マウナケア山頂へ建設することを計画しています。現在活躍中のすばる望遠鏡の隣に2021年に完成させることを目指しています。
私たちは、このTMTを応援するべく昨年10月より準備を進めてきました。名称は「クラブTMT(Club TMT)」とし、ウェブサイトをオープンしました。これを機に、TMTを一緒に応援してくださる方を募集いたします。
興味のある方は、ウェブサイトをご覧ください。
- 代表
- 本間隆幸(府中市郷土の森博物館)
- 副代表
- 高畠規子((株)リブラ)
- 小関高明(姫路科学館)
- 岸 篤宏(杉並区立科学館)
- 柴崎勝利(多摩六都科学館)
- 坪内重樹(なかのZEROプラネタリウム)
- 渡辺真由子(千葉市科学館)