天体画像処理ソフト「ステライメージ7」が7.1aにアップデート ニコン D810、ソニー α7S他のRAWデータに対応
【2014年9月26日 アストロアーツ】
天体画像処理ソフト「ステライメージ7」をアップデートする「7.1aアップデータ」を無償公開しました。バッチコンポジットの自動位置合わせが高速化され、ニコンD810やソニーα7S、ペンタックス645D/645Zなど、計7機種のRAWデータ読み込みにも対応しました。
今回の「7.1aアップデータ」では、バッチコンポジットの自動位置合わせ処理を見直し、自動位置合わせの実行速度が Ver.7.1 と比べて約1.6倍、Ver.7.0 との比較では約2.5倍に高速化しました。
また、ニコンD810やソニーα7S、ペンタックス645D/645Z など、新たに計7機種のRAWデータの読み込みに対応しています。
さらに機能がアップしたステライメージ7。すべてのユーザーの皆様に「7.1aアップデータ」のダウンロード、インストールをお勧めします。
アップデータのインストール方法
- 下記のいずれかの方法で7.1aアップデータファイルをダウンロードします。
- 「ステライメージ」の[ヘルプ]メニュー → [ステライメージの更新確認]から
- 製品ページ内「アップデータ」ページから
- 7.1aアップデータファイル(Si7up71a.exe)を、「ステライメージ」が起動されていない状態で実行します。
詳しくは、ステライメージ7 アップデータページをご覧ください。ご不明な点は製品サポートページを参照のうえ、お問い合わせください。
7.1aアップデータの詳細
◆ デジタルカメラ対応追加機種
以下の機種のRAWデータの直接読み込みに対応します。
- ニコン D810 / Nikon 1 V3 / Nikon 1 J4
- ソニー α77II / α7S
- ペンタックス 645D / 645Z(DNG 形式・PEF 形式)
機種名 | ベイヤー配列 | RAW現像 調整:自動 | RAW現像 調整:手動 |
---|---|---|---|
ニコン D810 | ○ | ○ | ○ |
ニコン Nikon 1 V3 | ○ | ○ | ○ |
ニコン Nikon 1 J4 | ○ | ○ | ○ |
ソニー α77II | ○ | ○ | ○ |
ソニー α7S | ○ | ○ | ○ |
ペンタックス 645D | ○ | ○ | ○ |
ペンタックス 645Z | ○ | ○ | ○ |
(○:対応 ×:未対応)
ステライメージ7のすべての対応機種については、製品ページの「対応デジタルカメラ一覧」をご覧ください。
◆ 主な不具合と修正内容
- 「RAW 読み込み設定」ダイアログで間違ったダーク補正ファイルを指定したときにキャンセルできない
- 「コンポジット:バッチ」ダイアログで「ファイルから追加」で画像を追加してからダイアログを閉じるとステライメージが強制終了することがある
- 「コンポジット:バッチ」ダイアログで「ファイルから追加」で画像を追加したり基準画像を切り替えたりすると位置合わせが再実行される
※詳しい修正内容の一覧は、「ステライメージ7 アップデータ」のページより「リリースノート(修正機能一覧)」をご参照ください。