2008年 夏の星空三昧
はじめての機材選び
組み立て望遠鏡
組み立て式の望遠鏡なら、手軽に購入できて、見る楽しさだけでなく作る楽しさも味わえます。小さな口径でも、肉眼で観察するのとは別世界。とくに初めて望遠鏡を使う方にぜひ見ていただきたいのが、月のクレーターです。
市販のカメラ三脚などに取り付ければ、明るい惑星や星雲星団を見るのにも活躍。親子でじゅうぶんに楽しむことができます。
こんな方に
- 天文に興味を持ち始めたお子さま
- 夏休みの自由研究
- 大人が初めて、または久しぶりに手にする望遠鏡として
見ることができる天体
- 月のクレーター
- 木星のガリレオ衛星
- M6などの大型散開星団
おすすめの機種
10分で完成!組立天体望遠鏡
アストロアーツオンラインショップの人気商品! はさみや接着剤が不要で、名前のとおり簡単に、小学生にも組み立てられる望遠鏡です。組み立てたらまずは月のクレーターをながめてみましょう。
口径40mm倍率15倍の望遠鏡は、わずか1,580円で購入できます。また、惑星の観察がさらに楽になる35倍の望遠鏡(2,880円)や、三脚と早見盤がセットになった実用的なセット(3,780円)もあります。
オルビイス「コルキットシリーズ」
定番の組み立て天体望遠鏡シリーズです。口径4cmのモデル「コルキット スピカ」のほかに、5cmや6cmのモデル、三脚とのセットなど、オプションが豊富です。本格的な工作としても楽しめますし、完成後は通常の望遠鏡と同じ操作感と見え味を体験できます。
Scopetech RAPTOR(ラプトル)50
最後に、組み立て式ではありませんが、入門機としておすすめの1台を紹介します。
屈折型望遠鏡と経緯台式架台の組み合わせはとても扱いやすく、子どもや気軽に楽しみたい方にはおすすめなのですが、ディスカウントストアなどで売っている製品の多くは安くて粗悪なのも事実。そんな中、RAPTORは望遠鏡専門店が「安価でも質のよいものを」というコンセプトで開発した定評ある一品です。