春の大曲線を北斗七星からうしかい座、おとめ座とたどった先に、小さな四角形の星の並びの「からす座」が見つかる。付近に明るい星がないので良く目立つ。しし座とうしかい座の間、ちょうど天頂付近に、微かな星々が集まり、ぼんやりとした雲のように見えるところが「かみのけ座」だ。かみのけ座の周辺にはたくさんの銀河が群れているが、望遠鏡でないと見えない。

北東の空には、こと座のベガが姿を現す。

2日、火星が地球に最接近。 ２年２か月ごとに地球に接近する火星が、ひさしぶりに地球に最接近します。最近、なにかと話題の多い火星面を自分の目で確かめるのも楽しいことでしょう。

日付	月齢	天文現象
5/2(日)		火星が地球最接近
5/6(木)		みずがめ座η流星群が極大のころ
5/7(金)		海王星の食
5/9(日)		下弦
5/15(土)		新月
5/18(火)		夕方、西北西の空で月と金星が接近
5/22(土)		上弦
5/30(日)		満月

水星…×明け方の東空低い→見えない　26日に外合　 金星…◎夕方の西空 火星…◎夜中に南中　2日に地球最接近 木星…△明け方の東空 土星…×明け方の東空低い　 天王星…△明け方の東空　 海王星…△明け方に南中 冥王星…×夜明け前の東空